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居宅介護支援の管理者が主任ケアマネに限定される
変更に関するアンケート結果

ケアマネの約6割が「管理者=主任ケアマネ」に反対

■調査結果
回答者:「ケアマネジメント・オンライン」会員ケアマネジャー433人、 調査期間:2017/12/5~2017/12/15

今回は12月に実施したワンクリックアンケートより、「『居宅介護支援の管理者=主任ケアマネジャー』の制度改正に賛成?反対?その理由も教えて!」をお送りします。

このテーマの投票数は400件を超え、コメントも多く寄せられました。居宅介護支援事業所の経営を左右する基準の変更だけに、関心の高さがうかがえます。

投票結果は「賛成」19%、「反対」58%、「どちらでもない」21%、「その他」2%となりました。

最も多かった「反対」では、主任ケアマネの確保の難しさを問題視し、事業存続のためにも制度に反対するという声が多く寄せられました。また、主任ケアマネの能力が管理者にふさわしいかどうか、疑問視する声も少なくありませんでした。

一方、2割近くとなった「賛成」では、管理者には一定の経験と知識が担保される点を前向きに評価する意見が寄せられました。

反対―「主任CMがいないと事業所閉鎖?」という不安

「少人数の居宅が潰れてしまうのではないかと思われるが」
「法人から居宅介護支援事業所が消えてしまう」
「現実的に配置できない事業所でてくるであろうと考えられるから」
「人員の確保が難しそう」
「措置期間が短すぎる。用意ができない。一人ケアマネであり、閉鎖せざるをえない」
「管理者兼一人CMだが3年の経過措置では研修自体まだ受けられない。同様に管理者降りると給料が更に安くなる所も出るのでは」
「いわゆる一人ケアマネの事業所を淘汰する目的にしか思えない」
「今現在管理者をされている所は良いとは思いますが、今後探す事業所は人材確保がしんどいかと・・・」
「一人ケアマネで40人近く抱えてる事業所は研修受ける暇なんてない。金もかかるし。いい加減にして欲しい」
「主任ケアマネの研修費用や研修日程が調整が簡単にできる事業所ばかりではない。また一人ケアマネで頑張っているところもある」
「主任ケアマネが多くいない」
「単独居宅の1人ケアマネはどうしたらいいんでしょうかね…更新の時に困ります」
「事業所を継続できないから」
※主任CMに管理者能力があるとは限らないという声も多く…
「主任ケアマネのすべてが管理者適任とは思えないから」
「管理者と主任ケアマネは全く別物」
「主任だから指導できているとは限らない」
「主任研修は管理者になるための研修ではなく、管理者が管理者の資質を有しているかどうかは法人内部の問題」
「『主任』だから管理者に向いているとは限らない。事業所のマネジメントは別物である」
「主任ケアマネって、たいした資格ではないでしょう」
「資格の有無に関わらず有能なCMがいる。要件と定める事は見当違いと思う」
「どんなケアマネでも研修を受ければ主任ケアマネになれる。そんな人が本当に主任ケアマネを名乗っていいのか!!」
「主任ケアマネ資格持っているだけで役に立たない人材もたくさんいる、という現実があります」
※主任ケアマネになろうにも、研修が受けられないという悲鳴!
「主任ケアマネの講習費が高すぎる、事業者が出してくれない場合、自己負担では重すぎる」
「資格取得、更新等に掛かる費用負担も時間も大きすぎます」
「主任ケアマネの研修費用や研修日程の調整が簡単にできる事業所ばかりではない。また一人ケアマネで頑張っているところもある」
「一人ケアマネで40人近く抱えてる事業所は研修受ける暇なんてない。金もかかるし。いい加減にして欲しい」
「管理者兼一人CMだが3年の経過措置では研修自体まだ受けられない。同様に管理者降りると給料が更に安くなる所も出るのでは」
「1人ケアマネです。経過措置3年では取得できない」
※制度変更の「裏の意図」を深読みしてしまう声まで…
「理屈が無茶苦茶だと感じる、天下り確保の為?」
「主任いかんに関わらず経験・知識豊なCMはいる。天下り団体の研修費稼ぎではないのか」

賛成―経験と研修が担保されることを前向きにとらえる人も

「主任ケアマネの研修を受けて管理者になるのは当然だと思う」
「資格取得の経験期間を重視します。管理者の仕事は業務管理だけでしょうか」
「質の向上のためには必要だと思う。主任が居なければ居宅を開設する意味はない」
「いろんな主任ケアマネがいることは承知しているが、高いレベルでのケアマネジメントを求めやすくなる」
「主任ケアマネの研修内容にマネジメントに関する項目も含まれているから。施設においても主任ケアマネの配置を評価して欲しい」
「管理者なら、主任ケアマネとしてスーパーバイザーの勉強をしていることは、大切だと思います」
「地域や他ケアマネへのかかわりなど、もっと意識できる」
「カリキュラム内容を習得することは指導や育成、判断能力など仕事に生かせると思います。講師によるかもしれませんが」
※現行制度の課題を指摘する声も
「現行の制度では、1年目の新人ケアマネでも管理者になれるから。本来、それはおかしいこと」
「不適切な事業所は淘汰できると思うから」
「そもそも質の向上を図っていくのは当たり前の事。現状に留まりたい向上意欲のない人は経験だけで管理者になるべきではない」

どちらでもない―制度の趣旨はわかるけど…

「主任になるためにもお金がかかりすぎる。介護報酬をそれなりに上げるなら賛成」
「特定事業所加算の為に研修を受けさせられたに過ぎない人もいる。主任ケアマネがマネジメントの質が高い、とは限らない」
「必要な条件だとは思います。ただ管理者への負担を考えると、賛成とは言い切れない」
「事業所の選択で決めることが出来るように」

終わりに

6割近くが反対という結果となりました。
反対意見の中は、ぎりぎりの努力をしているケアマネジャーからの、悲鳴にも似た訴えが数多く含まれています。この変更が事業の存続の危機に直結すると危惧するケアマネも少なくありません。国は、こうした現場の不安をしっかりくみ取り、今後の制度設計に反映させるべきではないでしょうか。

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