<筋力維持>毎日の炭酸入浴で脚の筋力を回復――花王


2012/12/12 14:30 配信   | 業界ニュース

花王株式会社ヒューマンヘルスケア研究センター・パーソナルヘルスケア研究所は、日本赤十字北海道看護大学・山本憲志准教授と共同で、炭酸入浴の筋肉に及ぼす影響を調べ、炭酸入浴とストレッチングの継続は、同様のさら湯入浴よりもからだの柔軟性(伸びやすさ)を促進することを確認した。

高齢化が急速に進み、加齢やそれに伴う生理機能の減退によって運動不足に陥りやすく、とりわけ脚の筋肉の柔軟性は加齢や運動不足などにより、低下することが知られている。さら、脚の筋肉の柔軟性の低下は「歩く」などの日常生活に支障をきたす場合や、腰痛など身体の不調に結びつく可能性が考えられる。
研究では、炭酸入浴の筋肉に及ぼす影響を調べ、また、毎日の入浴とストレッチングの継続が、からだの柔軟性にどのように影響するかを検証した。

同社では、今回の研究の知見をもとに、今後これらの不調を予防・緩和するため、炭酸入浴などの健康なからだへの取り組みを提案していくという。

【研究の概要】
■対象者:成人男性12名(炭酸入浴7名、さら湯入浴5名)

■方法:1回の入浴(40℃、10分間)および5週間の毎日の入浴とストレッチング(前屈運動)を実施し、筋肉の柔軟性を測定した。

■研究結果

1)炭酸入浴は、運動で硬くなった脚の筋肉をやわらかくすることを検証。脚の筋肉疲労の緩和効果を有すると考えられる。
炭酸入浴による筋肉の柔軟性に及ぼす影響を筋硬度の測定(市販のデジタル筋硬度計を使用)により検証した。
レジスタンストレーニング(筋肉に一定の負荷をかける運動)により硬くなった下腿三頭筋(ふくらはぎ)に及ぼす入浴(炭酸入浴、さら湯入浴)の影響について、筋硬度を測定した結果、両群とも浴後に筋硬度は有意に低下したが、炭酸入浴の方が、レジスタンストレーニングにより硬くなった筋肉をやわらかくする効果を有することが明らかになった。

このことから、炭酸入浴は筋肉疲労に対する緩和効果が高いことが考えられる。

2)毎日の炭酸入浴と30秒ストレッチング(前屈運動)は脚の筋肉をさらにやわらかくすることについて検証。脚の筋肉の疲労回復を早める、腰痛になりにくいなどの効果につながると考えられる。
毎日の炭酸入浴と30秒ストレッチング(前屈10秒×3回)による、筋肉の柔軟性(筋硬度と学術的にも一般的な方法である関節可動域)に及ぼす影響を検証した。
炭酸入浴と30秒ストレッチングにより、運動後の硬くなった筋肉の硬度は有意に低下することが示された。また、炭酸入浴は、関節可動域の増加量の有意な増加、すなわち足首がより曲げやすくなる現象が認められた。

この結果から、炭酸入浴と30秒ストレッチングの継続により、脚の筋肉や足首がやわらかくなるといった変化が確認され、筋肉の疲労回復を早める効果や脚の筋肉の柔軟性が関係する腰痛などになりにくくなるなどの効果にもつながると考えられる。

◎花王株式会社

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【ケアマネジメントオンライン編集部 土倉】

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