特養などでノロウイルスによる感染性胃腸炎が集団発生――大阪市


2012/11/26 17:00 配信   | 行政ニュース

大阪市は、11月20日、11月12日から19日(月)の間で、市内の同一施設で検便結果により2名以上の患者から同一ウイルスが検出され、かつ10名以上の感染性胃腸炎の患者の集団発生(食中毒を除く)が確認されたと発表した。

集団発生が確認された施設は市内の保育園と高齢者施設の15か所で、うち特別養護老人ホームなど高齢者施設は5か所。該当の施設に対しては、すでに手洗いの励行や、おう吐物・便などの処理方法、塩素系消毒薬による消毒など二次感染防止のための指導を行っているという。

ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生するが、特に冬季に流行。子どもや高齢者は重症化したり、おう吐物を誤って気道に詰まらせて死亡することもある。ノロウイルスにはワクチンがなく、治療は輸液などの対症療法に限られる。本格的な冬を前に、一層の予防対策を徹底したい。

今回報告された大阪市内の高齢者施設のノロウイルス発生状況は以下の通り。

■淀川区 特別養護老人ホーム
判明日:11月15日
発症者数(内訳):32名(入所者16名、職員16名)
主な症状:下痢、嘔吐、発熱
陽性数/検体数(検便結果):3/4
ウイルス:ノロウイルス
4名入院(3名は退院している、1名は快方に向かっている)全体的にほとんど回復している

■城東区 有料老人ホーム
判明日:11月15日
発症者数(内訳):56名(入所者47名、職員9名)
主な症状:下痢、嘔吐、発熱
陽性数/検体数(検便結果):4/5
ウイルス:ノロウイルス
5名入院(1名は退院している、4名は快方に向かっている)全体的に快方に向かっている

■東淀川区 介護老人保健施設
判明日:11月16日
発症者数(内訳):20名(入所者19名、職員1名)
主な症状:下痢、嘔吐、発熱
陽性数/検体数(検便結果):4/4
ウイルス:ノロウイルス
1名入院(退院している)ほとんど回復している

■平野区 介護老人保健施設
判明日:年11月19日
発症者数(内訳):18名(入所者13名、職員5名)
主な症状:下痢、嘔吐、発熱
陽性数/検体数(検便結果):3/4
ウイルス:ノロウイルス
全員回復している

■福島区  高齢者専用住宅
判明日:11月19日
発症者数(内訳):32名(入居者27名、職員5名)
主な症状:嘔吐、下痢、発熱
陽性数/検体数(検便結果):4/4
ウイルス:ノロウイルス
全員回復している

◎大阪市

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