【ケアマネアンケート】緊急時に、いつもの訪看がお願いできなかったらどうする?


2012/12/20 17:00 配信   | 業界ニュース

ケアマネジメント・オンラインでは、会員ケアマネジャーに毎週1回、投票形式で回答していただく「ワンクリックアンケート」を実施している。

今回は、すでに投票が終わっているアンケートのなかから、10月29日~11月11日に実施した「夜間・土日・緊急時に、いつもの訪問看護がお願いできない時は?」についての投票結果をお届けする。

Q 夜間・土日・緊急時に、いつもの訪問看護がお願いできない時は?



「対応してもらえる訪問看護事業所が見つかるまで探す」と回答したケアマネジャーは45%とほぼ半分、「家族に対応をまかせる」とするケアマネは23%、「ヘルパーに代替対応をお願いする」と回答したケアマネは12%、「利用者に申し訳ないが探すのをあきらめてしまう」と回答した人は2%、「その他」19%という結果だった。

「業務時間外に家族等からケアマネに訪看要請・あるいは緊急知らせる一報。どう考えても医療的対処が必要なので訪看に電話したが対応できず」あるいは、「いつもは訪看に対応してもらえるのに、今回に限りNGだった」場合の皆さんの対応をうかがった。
頻繁に起こることではなく、少々意地の悪い設問だったかもしれない。

結果からは、半数近くが「あきらめずに探す」と回答しており、高齢者の生活を守るケアマネジャーとしての責任と自覚にあふれた回答が得られた。一方、「家族に対応をまかせる」「ヘルパーに代替対応をお願いする」との回答は、あくまでご利用者の状態が「緊急」ではないことを想定してのことだろう。なぜなら、末期がんの在宅看取りや医療依存が高い方など、緊急事態が想定されている場合は、あらかじめ緊急時のリスク管理ができているはずだからである。

コメントは、意外にも「その他」に投票した方の書き込みがもっとも多く、その多くは具体的な対応法について述べたものだった。内容としては、「自分が動く」「医療機関へ連絡」というものが大半を占めたが、なかには「まだそういう経験がないからわからない」というコメントも。ぜひ、こうした事態に備えたリスク管理をしていただきたいものだ。

そして、まさかの「あきらめてもらう」への投票も。もちろん、命にかかわることではないことが大前提だが、「緊急対応まではケアマネの仕事ではない」ときっぱり。内心、同意の方もいらっしゃるのでは? しかし、このコメントの主は、「対応できない場合の対応を考えておく必要はある」とリスク管理の必要性はしっかり認識している。


■対応してもらえる訪問看護事業所が見つかるまで探す
・代替手段があれば検討するが、訪問看護でなければ対応できない場合は利用中の訪問看護と協力して探します。(青森県 男性)
・自分には前例がないのですが、きっと『探す』でしょう。(埼玉県 男性)
・仕事の性質上24時間、緊急対応はお願いしたいところですが、現実は祝日休みだったり、理想通りにはいかず苦労します。(東京都 女性)
・最終的に見つからない場合は家族対応。(静岡県 男性)

■家族に対応をまかせる
・家族対応が困難な場合は訪問する。(三重県 女性)
・家族にお願いするとともに、かかりつけ医に連絡をとっておく。(京都府 男性)
・家族と訪問看護との良い関係が必須。いつもの訪問看護で対応できると思いますが・・内容にもよりますが複数事業所で関わる。(福岡県 女性)
・とりあえず対応できる訪看を探しますが、数件探してなければ家族対応で。(千葉県 男性)
・すぐに訪問できない場合も考えて、日頃から家族でも対応できることを伝えておく。(岡山県 女性)

■ヘルパーに代替対応をお願いする
・医療行為はできないので主治医に相談してじょくそうの医療行為にならない対応を考えてもらいました。(兵庫県 女性)
・ヘルパーに出来る範囲で依頼する。(群馬県 女性)
・ケースバイケースだが、家族の協力を得てヘルパーさんと一緒に対応してもらえるようにする。(岐阜県 女性)

■利用者に申し訳ないが探すのをあきらめてしまう
・緊急対応まではケアマネの仕事ではないと思います。ただしあらかじめ対応できない場合の対応を考えておく必要はあると思います。(東京都 男性)

■その他
・訪問看護事業所は2か所にお願いできないので最初から対応できるところしか利用していない。(静岡県 女性)
・訪問看護を依頼する時点で24時間対応か否かを確認してからお願いすることが一番である。どうしてもダメな時は救急車です。(茨城県 女性)
・訪問看護に頼みこむ、往診の診療所に相談し、そこから依頼してもらう、ショートステイに頼みこむ、最終自分が行く。(大阪府 女性)
・導入時に24時間対応の緊急時訪問看護体制のある事業所を選択している。それ以外は可能性を踏まえ担当者会議で協議している。(熊本県 女性)
・状況によりけり。自身も出動経験あり。(埼玉県 男性)
・主治医に連絡をする。(愛知県 女性)
・主治医に電話して、指示、助言を受けて家族へ対応を求める。(鹿児島県 男性)
・主治医に事情を話し、病院側で往診などの対応をしてもらえないか相談する。(北海道 女性)
・主治医に意見を求める。(兵庫県 男性)
・自分が動く。(宮崎県 女性)
・事業所の看護師が代わりに対応する。(青森県 女性)
・緊急通報機器等により緊急体制を構築して、ヘルパーと主治医の医療機関で対応する。(熊本県 男性)
・緊急時に新規事業所を探す事は無理。月次予定策定時で、土日等を埋める為なら他事業所をあたる。質問が曖昧で答え難い。(熊本県 女性)
・緊急時には絶対行ってもらいます。定期に必要な時には相談・調整の上で検討。(茨城県 女性)
・緊急時が必要な方への訪問看護だと思うので、当初よりその対応ができる事業所をお願いする。(沖縄県 女性)
・急遽の倍は救急搬送で私もあとで行きます。(大阪府 女性)
・基本的に訪問看護、担当医の判断になる状態であれば医師へ家族から連絡。訪問看護に依頼する内容は限られると思います。(千葉県 女性)
・基本的にそのような事業所はない。(東京都 男性)
・医療行為が主なら、他の事業所をさがします。家族でも対応できそうなら家族に任せます。(静岡県 女性)
・医療機関に連絡をとる。(栃木県 男性)
・依頼の段階で確認するので、最初からそういう事業所は選びません。(東京都 女性)
・そもそも訪問看護に緊急時加算を付けて依頼していないのがおかしい。(福岡県 男性)
こういう事が今までない。(東京都 女性)
・かかりつけ医もしくは二次救急の病院へ相談。(広島県 女性)
・あり得ない設問。(京都府 男性)

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