【ケアマネアンケート】褥瘡ケア。あなたなら、なにから始める?


2012/12/27 17:00 配信   | 業界ニュース

会員ケアマネジャーに毎週1回、投票形式で回答していただく「ワンクリックアンケート」、今回は、すでに投票が終わっているアンケートのなかから、11月22日~11月28日に実施した「褥瘡ケアといえば、まずはじめに何から始めますか?」についての投票結果をお届けする。

Q 褥瘡ケアといえば、まずはじめに何から始めますか?



結果は、「清拭によるケア」と回答したケアマネジャーが14%、「スキンケア剤によるケア」と答えたケアマネは5%、「体位変換によるケア」への回答が38%、「食事によるケア」は4%、「マットレスや、クッションを使ったケア」38%だった。

ケアマネジャーという職業柄からか、介護保険サービスをフルに活用し、ベッドやマットなどの福祉用具の導入を検討する人が4割近くいることがわかった。

施設介護の経験がある人なら、「清拭(スキンケア剤含む)」や「体位交換」が重要であることは、体験上知っていることかもしれない。「食事」を重視した回答は、看護師や栄養士資格をお持ちの方からの回答が多かったことも推察される。縟瘡は、体力が低下し、栄養状態が悪いとわずか数時間で発生するといわれるほど栄養状態が関係している。

しかし、今回の選択肢は、実は縟瘡ケアにとってはどれも大切で、どれが優先されるというものではなく、すべてを同時に行うことが求められる。コメントの中にも、それを指摘した人も多く、あえて一つを選択しなければならないことへの不満が散見された。

世の中には優れた介護用品や介護食が次々に発売れているが、縟瘡を完全に無くすことはできない。しかし、早めに気が付き予防することで、悪化を防ぐことはできる。介護職は、ベッドで過ごすことの多いご利用者のおむつ交換時などに、縟瘡の芽ともいえる発赤を見逃さないようにしたいものだ。

以下、投票してくださった方のコメントを紹介する。

■清拭によるケア
・どれか一つは選べません。同時進行です。(高知県 女性)

■スキンケア剤によるケア
・陰圧療法を含みます。ご提示の選択肢は併行されるべきもので、まずはじめに、という設問は難があるようですがいかがでしょう?(東京都 男性)

■食事によるケア
・まず大切なことは、自然予防・自然治癒の力。それを作るのが食事。という訳で食事が基本。(静岡県 男性)

■体位変換によるケア
・体位変換・食事・予防マット・処置・皮膚状態の確認などを同時に検討します。予防ケアならその人によって考えます。(静岡県 女性)
・体圧がかかる。(鳥取県 女性)
・全部大切と思います。状態にもよりますが、まずは除圧を。(埼玉県 女性)
・先ずは主治医に相談、床ずれ防止エアマットレスへの変更、体位交換や食事の改善、患部の清潔保持など、必要に応じて対応。(埼玉県 女性)
・清拭にしてもスキンケア剤にしても、1日に数回では意味がありません。とにかくきめ細かなケアをすることが必要と考えます。(岡山県 女性)
・まず原因を考えたら対処療法が、一番面倒くさくなく、お金がかからないもの。(沖縄県 女性)
・まず、幹部を圧迫しないことが第一。(北海道 女性)

■マットレスや、クッションを使ったケア
・褥瘡の程度、部位にもよりますが、除圧のケア、保清、栄養のケアでしょうか。(神奈川県 女性)
・褥瘡ケアは一つのことでは成立しないと思うが原因を検索したら除圧から始めるのが予防ケアも含め重要かな?(茨城県 女性)
・褥創の原因を突き詰めるまではマットレスの交換からはじめる。(福岡県 女性)
・福祉用具を導入し様子をみる(受診、清拭はそれ以前にあたりまえの問題)食事は他の病歴や介護力、金銭面でも慎重に考慮している。(埼玉県 女性)
・発赤を見つけたら、即除圧と看護師から言われています。(大阪府 女性)
・同時に食事内容の把握と改善と看護師の導入による床ずれの手当。(東京都 女性)
・体重による圧迫防止。(大阪府 女性)
・体圧分散は重要だと思います。(東京都 男性)
・先ずは用具を見直し、直ぐに対応。同時に栄養面・保清のケア方法を検討。NS・HH支援を導入し、早期に改善出来るようにする。(奈良県 女性)
・寝たきりではなくてもできる場合があるので、原因を究明し対策するが、まずは除圧。(茨城県 女性)
・状況によります。皮膚の清潔や食事はもちろんだが、ずれを発生しないように姿勢や介助をまず取り組む。(静岡県 女性)
・状況にもよると思います。まずは何が原因かで最初が決まると思います。(山口県 女性)
・拡げない、作らない、介護の手間を増やさない。これは徐圧を日常的に行う必要があります。(京都府 男性)
・介護者に負担なく対応できる。(大阪府 女性)
・マットレス、クッションを替えて自分で体位交換を促す。(東京都 男性)
・まずは寝る、座る所の徐圧が第一。徐圧に必要な3と5番目は一項目として取り扱います。(埼玉県 男性)
・まずハード面を整えたうえで、ソフト(体交・清拭・食事など)に取り組んでいきます。(埼玉県 男性)
・それから原因追求。(千葉県 男性)

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