<同居家族の介護など>不正請求などで訪問介護事業所を指定取り消し処分に――岡山市


2013/01/16 09:00 配信   | 行政ニュース

岡山市は1月10日、介護報酬を不正に請求、受給したなどとして、ファミリーサポート株式会社が運営する訪問介護事業所「寿の会」の指定を取り消すと発表した。

市によると、訪問介護事業所「寿の会」を運営するファミリーサポートは昨年5月から10月まで、訪問介護員が同居の家族に行った訪問介護の介護報酬を不正に請求するなどして、約40万円を不正に受給した。また、指定の申請時より虚偽の書類を提出したのをはじめ、サービス責任者を常勤と偽るなどの違反があったという。

処分は1月31日付け。市は、不正に受領した介護報酬約40万円(加算金を含まず)の返還を求める。また、現在の利用者14名が他の事業所などに円滑に移行できるよう、事業者を指導するとしている。

【事業者の概要】
■運営者:ファミリーサポート株式会社(代表取締役 根本桂子)

■運営者の所在地:岡山市北区寿町6番25号

■事業所の名称:訪問介護事業所寿の会

■事業所の所在地:岡山市北区寿町6番25号


■指定年月日:訪問介護2012年5月1日
       介護予防訪問介護2012年5月1日 

【処分を行う理由】
■人員基準違反
・2012年6月4日と8月14日、管理者兼サービス提供責任者の変更届を出す際、常勤で職務に専従できないにもかかかわらず、1日8時間、週40時間勤務するとした書類を市に提出した。
・2012年6月4日、上記を届ける際、訪問介護員の資格のない者・従事予定のない者2名を添付書類に記入し、市に提出した。
・2012年6月1日から10月16日までの期間、管理者兼サービス提供責任者として届け出た2名は職務にまったく従事しなかった。また、訪問介護員などの人数が常勤換算方法で2.5以上を満たしていなかった。

■運営基準違反
実地指導通知を受け取った日から10月16日の間に、サービス提供記録の訪問介護員の名前やサービス内容を事実と異なるものに書き換え、以前の記録を破棄した。

■不正請求
2012年5月から10月まで、訪問介護員に、本人が同居する利用者の家族に訪問介護を提供し、介護報酬を不正に請求、受領した。また、同期間に、実施していない身体介護の記録を作成し、介護報酬を不正に請求、受領した。

■虚偽の報告
2012年10月22日の市職員による立ち入り検査の際、勤務実態のない者を記録した出勤簿など、事実と異なる書類を提出した。

■虚偽の指定申請
2012年3月14日、従事予定のない2名を記載した虚偽の指定申請書を提出し、5月1日付けで指定を受けた。

◎岡山市

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【ケアマネジメントオンライン編集部 土倉】

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