有資格者の約2割が福祉・介護分野で就労せず―2015年度社会福祉士・介護福祉士就労状況調査


2016/09/12 09:10 配信   | 業界ニュース

社会福祉振興・試験センターは、8月31日、2015年度の社会福祉士および介護福祉士就労状況調査結果を発表した。
調査は、2015年11月12日~12月13日の期間、社会福祉士および介護福祉士登録者名簿に登録された全国の有資格者から抽出し、社会福祉士9,000人(有効回答率38.3%)、介護福祉士5万8,513人(有効回答率28.3%)の回答を得た。

就労状況について「福祉・介護分野で就労している」と回答したのは、社会福祉士80.3%(前回2012年度調査78.5%)、介護福祉士78.7%(同79.1%)で、有資格者の約2割が福祉・介護分野で就労していないことがわかった。
過去1年の平均年収は、社会福祉士は377万円、介護福祉士は260万円で、年齢階級別に見ると、社会福祉士は概ね年齢が高くなるほど年収は多くなっているが、介護福祉士は年齢による差はあまり見られなかった。
現在の職場の従事年数は、社会福祉士・介護福祉士ともに10年以上の割合が最も高く、過去に勤務した職場の数は、いずれも平均2ヵ所だった。
前の職場を辞めた理由は、「法人・事業所の理念や運営のあり方に不満があった」の割合が最も高く(社会福祉士33.4%、介護福祉士33.5%)、社会福祉士は「収入が少なかった」24.5%、介護福祉士は「職場の人間関係に問題があった」29.4%が続いた。

現在は福祉・介護・医療分野で仕事をしていないが、過去にその分野の経験のある人の通算経験年数を見ると、社会福祉士・介護福祉士ともに「10年以上」の割合が最も高かった(社会福祉士38.4%、介護福祉士44.0%)。
過去働いていた職場を辞めた理由では、社会福祉士は「出産・育児と両立できない」(22.6%)、介護福祉士は「業務に関連する心身の不調(腰痛を含む)」(27.1%)が最も多かった。
福祉・介護・医療分野への復帰意欲を見ると、いずれも「条件があえば働きたい」の割合が最も高かった(社会福祉士52.0%、介護福祉士46.6%)。再就業する際の希望雇用形態では、社会福祉士は「正規職員を希望」が42.3%、介護福祉士は「非正規職員を希望」が40.7%が最も多く、再就業する際に希望する支援策として最も多かったのは、社会福祉士は「最近の制度改正など動向についての研修」(64.7%)、介護福祉士は「就職を希望する職場の雰囲気の体験(見学や体験就業など)」(52.9%)だった。

◎社会福祉振興・試験センター
http://www.sssc.or.jp/touroku/results/index_h27.html


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【ケアマネジメントオンライン編集部 土倉】

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