兵庫、岡山、奈良で特別養護老人ホームなどを運営する社会福祉法人、長和福祉会(兵庫県加古川市・代表理事山田武司氏)が、7月28日に神戸地裁へ民事再生法の適用を申請した。負債総額は約43億円にのぼり、社会福祉法人の民事再生法申し立ては全国初。
長和福祉会は、1979年から「特別養護老人ホーム長和園」を運営していたが、2002年から「特別養護老人ホームこころ広畑(兵庫県姫路市)」「介護付き有料老人ホームこころ岡山東(岡山県)」「介護老人保健施設こころ上牧(奈良県北葛城郡)」を相次いで新設。こうした複数施設の土地購入などの借入金がふくれ上がり、資金繰りが悪化した。
長和会4施設の入所者240人については、神戸市の医療法人社団スミレ会が支援を表明しており、従来通りのサービスが提供される予定だ。
■関連記事
・
2008年の老人福祉・介護事業倒産、過去最悪のペースで推移