業界ニュース : 歩けないから車イスという対処療法ではダメ――ケアマネ福祉用具講習会
東京都高齢者研究・福祉振興財団は11月27日、介護支援専門員のための福祉用具・住宅改修講習会「福祉用具利用のためのアセスメントとプランニング」を開催した。講師は、延べ30年間にわたり補装具・福祉用具に関する開発・研究に従事する福祉技術研究所株式会社の市川洌氏が務め、ケアマネジャーに必要なアセスメント技術、能力について講義した。

市川氏は、講義冒頭で福祉用具の導入について「厚労省は、自分で何でもできることが自立と捉えているようだが、そういうくくりでは障害のある人は取りこぼされてしまう。また、本人や家族は“病気だから”“身体が動かないから”と、すべての考え方が、あきらめの上に成り立っている」と述べた。そうした人々が自分らしい生活を送れるように「できない部分を道具や人手、住環境の整備で補うことが必要」とケアマネジャー達に呼びかけた。
市川氏は、ケアプラン作成のプロセスでアセスメントを行うためには、各サービスを実行したときの可能性を理解していることが重要で、ヘルパーを派遣したら生活がどう変わるか、住宅改修をしたら何が実現できるかなどと同様に、「福祉用具」を導入したら何ができ、どのような介助が必要になるかなどケアマネジャーとして予測できなければならないと説いた。
また、「目標」があって初めて福祉用具が選択できるのであって、「歩けないから車いす」など、「何ができないからこの福祉用具」といった対処療法であってはならないと指摘した。その目標を設定するには、福祉用具で何ができるかという知識が不可欠であり、また、福祉用具の利点・欠点を把握して適切な使い方をすることが求められると語った。
■取材協力
(財)東京都高齢者研究・福祉振興財団
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・福祉用具5品目、住宅改修1項目を新たに給付対象に――厚労省会議
■ケアマネおすすめ書籍
・福祉用具カテゴリ

市川氏は、講義冒頭で福祉用具の導入について「厚労省は、自分で何でもできることが自立と捉えているようだが、そういうくくりでは障害のある人は取りこぼされてしまう。また、本人や家族は“病気だから”“身体が動かないから”と、すべての考え方が、あきらめの上に成り立っている」と述べた。そうした人々が自分らしい生活を送れるように「できない部分を道具や人手、住環境の整備で補うことが必要」とケアマネジャー達に呼びかけた。
市川氏は、ケアプラン作成のプロセスでアセスメントを行うためには、各サービスを実行したときの可能性を理解していることが重要で、ヘルパーを派遣したら生活がどう変わるか、住宅改修をしたら何が実現できるかなどと同様に、「福祉用具」を導入したら何ができ、どのような介助が必要になるかなどケアマネジャーとして予測できなければならないと説いた。
また、「目標」があって初めて福祉用具が選択できるのであって、「歩けないから車いす」など、「何ができないからこの福祉用具」といった対処療法であってはならないと指摘した。その目標を設定するには、福祉用具で何ができるかという知識が不可欠であり、また、福祉用具の利点・欠点を把握して適切な使い方をすることが求められると語った。
■取材協力
(財)東京都高齢者研究・福祉振興財団
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