東京・目黒区は、区内の民生・児童委員を対象にしたAED(自動体外式除細動器)講習を実施し、3月16日に民生委員全員が受講を終了したことを明らかにした。受講料を区が全額負担し、民生委員全員が講習を受けたのは23区でも初めての取り組みという。
同区には公共施設、学校、商店街など公共施設を中心に100カ所以上にAEDが設置されている。来年度は住区センターや児童館などに増設する予定だが、実際にAEDを使える区民が少ないことが課題だった。そのため、地域の高齢者の日常の見守りや災害時の弱者の避難・救命などを担う民生・児童委員全員が普通救命講習を受講することとなった。
民生委員を束ねる区民生児童委員協議会が主体となり、目黒消防署で2月19日から3月16日の5回に分けて普通救命講習を受講。講習費用1人1,400円は同区が全額負担した。講習は、AEDの音声ガイドに従ったパッドの装着、電気ショック、心臓マッサージなどの実習のほか質疑応答も行なわれ、約230名の民生委員が修了証を取得した。
■取材協力
東京都目黒区 健康福祉部健康福祉計画課
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