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1 業界ニュース : 国内初、「DHAで認知症予防」を実証――島根大学
投稿者: cmo_saito 投稿日時: 2010-3-14 8:00:00 (820 ヒット)
島根学医学部(環境生理学)橋本道男准教授を中心とする研究グループは、マルハニチロホールディングスとの連携により、青魚などに多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)に、認知症やもの忘れを予防する効果があることを臨床研究で実証し、成果を発表した。

同研究は、2004年から食事と認知機能との関連を疫学調査している島根県川本町在住の認知症と診断されていない65歳以上の高齢者108名(平均年齢73歳)を、DHA(850mg)・EPA(200mg)を含む魚肉ソーセージ(※)を摂取するグループと、オリーブ油を添加した魚肉ソーセージを摂取するグループに分けて行われた。

調査期間は2008年11月から1年間。それぞれのソーセージを毎日2本食べ続けてもらい、半年毎のテストで記憶力、運動構築能力を点数化して変化を分析した。

その結果、DHAを多く含む魚肉ソーセージを摂取したグループでは、記憶力テスト(図形を記憶して模写するテスト、ルールで決めた回数だけ指を動かすテスト)で摂取前と比べて点数が上がり、血液検査では赤血球膜中のDHA濃度(単位:モル%)が、平均8.98から1年後には平均10.05に上昇し、加齢に伴う認知機能や運動構築能力の低下を抑制する効果が実証された。

これに対し、通常の魚肉ソーセージを摂取したグループでは、いずれも数値が下がる結果となった。

橋本准教授らの研究では、動物実験での同効果は確認済みだったが、今回の実験により人体でも実証されたことになる。

なお、DHAの介護予防効果に関して、100人規模の臨床研究の実証は、国内初となる。

※特定保健用食品「DHA入りリサーラソーセージ」マルハニチロ食品

◎島根大学
◎マルハニチロホールディングス

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