業界ニュース : 介護力を向上させる「おむつゼロ特養連絡会」発足――全施協
全国老人福祉施設協議会(老施協)は、5月21日、「おむつゼロ特養連絡会」を発足させた。
同協議会では7年前から、1年かけて行われる「介護力向上講習会」を開催し、今年度も含めると、延べ777施設、883人が受講し、10施設が昼間のおむつ使用率10%未満を達成した。この10施設を含む20施設によって、連絡会は構成されている。
その目的は、より多くの特養において、昼間の「おむつ使用率ゼロ」に象徴される、ご本人らしさを取り戻した生活ができるように、特養全体の介護力をつけていくこと。現在、東京のみで行われている「介護力向上講習会」に準ずる研修会を県単位で実施したり、連絡会に所属する施設がお手本となって、他の施設関係者にノウハウを伝えたりしながら、介護力向上を普及させていく考えだ。
老施協の担当者によると、「おむつ使用率0%は無理だと考える方もいますが、おむつ交換にかかる時間と、トイレ介助をする時間は、どちらも6分程度で同じ」だそうで、「おむつを止める際には、多少時間がかかるものの、それをクリアすれば、思ったほど人手は必要ない」といった“新常識”を伝えていきたいと言う。
さらに、「単に“おむつゼロ”を達成すればいいというものではなく、おむつを取るまでには、ADLの向上、水分補給、認知症の改善などが必要となり、そうした取り組みによって、本人らしさを取り戻していくことに意義がある」と強調する。
発足会では、「きたざわ苑」(東京都)の岩上広一施設長が幹事、「ホームサンアップルホーム」(青森県)の大平和夫施設長と「ホームしらゆりの園」(沖縄県)の友名孝子施設長が副幹事に就任することが決まった。事務局は老施協が務める。
■問い合わせ:
◎全国老人福祉施設協議会
〒102-0093東京都千代田区平河町2-7-1塩崎ビル2階
TEL:03-5211-7700 FAX:03-5211-7705
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その目的は、より多くの特養において、昼間の「おむつ使用率ゼロ」に象徴される、ご本人らしさを取り戻した生活ができるように、特養全体の介護力をつけていくこと。現在、東京のみで行われている「介護力向上講習会」に準ずる研修会を県単位で実施したり、連絡会に所属する施設がお手本となって、他の施設関係者にノウハウを伝えたりしながら、介護力向上を普及させていく考えだ。
老施協の担当者によると、「おむつ使用率0%は無理だと考える方もいますが、おむつ交換にかかる時間と、トイレ介助をする時間は、どちらも6分程度で同じ」だそうで、「おむつを止める際には、多少時間がかかるものの、それをクリアすれば、思ったほど人手は必要ない」といった“新常識”を伝えていきたいと言う。
さらに、「単に“おむつゼロ”を達成すればいいというものではなく、おむつを取るまでには、ADLの向上、水分補給、認知症の改善などが必要となり、そうした取り組みによって、本人らしさを取り戻していくことに意義がある」と強調する。
発足会では、「きたざわ苑」(東京都)の岩上広一施設長が幹事、「ホームサンアップルホーム」(青森県)の大平和夫施設長と「ホームしらゆりの園」(沖縄県)の友名孝子施設長が副幹事に就任することが決まった。事務局は老施協が務める。
■問い合わせ:
◎全国老人福祉施設協議会
〒102-0093東京都千代田区平河町2-7-1塩崎ビル2階
TEL:03-5211-7700 FAX:03-5211-7705
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