【ケアマネジメント スキルアップ講座】Vol.24 実践! 仕事力の磨き方 生活援助に基準回数!

ダスキンヘルスレント 詳しくはこちら

日本ケアマネジメント学会副理事の白木裕子先生が、介護保険制度や社会情勢に対応するためのポイントや心構えを、わかりやすく伝授する新企画「実践! 仕事力の磨き方」。今回は「生活援助の基準回数」について、前・後編でお送りします。

サービスを盛り込んだ根拠を明確に

白木 裕子 氏

ただ、自立支援と生活の質の向上を目指した結果、基準回数を超えてしまう場合も稀にあるかもしれません。

その場合は、堂々とケアプランを自治体に提出してください。地域ケア会議でも、サービスの必要性をきちんと主張してください。

地域ケア会議で必要性を説明する際、心掛けるべきポイントがいくつかあります。

まず心掛けるべきは、サービスを盛り込んだ根拠を明確にしておくことです。会議に集まるメンバーの多くは、ご利用者のことを知りません。だから、その方の身体状況や生活環境、ご家族の状況、本人の思いなどを、根拠を示しながら、わかりやすく説明できるようにしておきましょう。

このページのトップへ

他事業所のケアマネとプランの検討会の実施も

白木 裕子 氏

わかりやすい説明をする上で有効な方法としては、地域ケア会議に臨む前、他の事業所のケアマネとともにケアプランに改善の余地はないか、一緒に検討することが挙げられます。

特定事業所加算を算定している事業所であれば、一緒に研修をしている事業所にケアプランの共同検討を提案するのがよいと思います。特定事業所加算を取得していない場合、地域の事例検討会に参加し、相談を持ち掛けてもいいと思います。

もう一つ、心掛けるべきことがあります。専門用語に頼らず、わかりやすく丁寧な説明を心掛けることです。例えば、「この人は要介護2です」と説明するだけでは、おそらく不十分です。要介護2といってもいろいろな状態像があり得るからです。

実際に家の中でできること、できないことは何か。あるいは本人がしたいと思っていることは何か。さらに、家庭の環境はどうなっているのか。家族の支援はどの程度期待できるのか―。

こうした点を具体的に説明した上で、ケアプランを提示しましょう。その際、忘れてはならないのが、その目標と、どのくらいの期間で目標に到達できるかの見込みを明示することです。

このページのトップへ

白木 裕子 氏のご紹介

白木 裕子 氏

株式会社フジケア社長。介護保険開始当初からケアマネジャーとして活躍。2006年、株式会社フジケアに副社長兼事業部長として入社し、実質的な責任者として居宅サービスから有料老人ホームの運営まで様々な高齢者介護事業を手がけてきた。また、北九州市近隣のケアマネジャーの連絡会「ケアマネット21」会長や一般社団法人日本ケアマネジメント学会副理事長として、後進のケアマネジャー育成にも注力している。著書に『ケアマネジャー実践マニュアル(ケアマネジャー@ワーク)』など。

ダスキン ヘルスレントの紹介ページはこちら

あなたの街のダスキン ヘルスレント

ケアマネジメントスキルアップ講座

ケアマネをめぐるハラスメントの実態は?‐現場の関係者に緊急アンケート

他の講座を見る

ダスキン ヘルスレントの紹介ページはこちら