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ケアマネのための身守り講座 VOL.4
ケアマネがハラスメントの加害者にならないために

日本ケアマネジメント学会副理事で、ケアマネジャーとしても20年近くのキャリアを持つ白木裕子先生が、ハラスメントの発生を防ぎ、いざという時に身を守るための術を伝授する「ケアマネのための身守り講座」。第4回では、ケアマネ自身がハラスメントの加害者にならないためのポイントをまとめていただきました。

「ケアマネ=他の事業所に仕事を振る立場」ではない!

ケアマネがハラスメントの加害者にならないために

当たり前のことですが、在宅介護の現場では、ケアマネもヘルパーも医師も看護師も、立場は対等。みんな、利用者の生活を支えることを目的とした「ワンチーム」のメンバーです。なのに、ヘルパーさんや介護事業所のスタッフの中には「ケアマネさんに問題点を指摘して嫌われたら、今後、仕事をもらえなくなることもあるので…」などと言い、無用なほどにケアマネに気を使い、遠慮する人が少なくありません。

サービス事業者は、利用者に一番近い存在であり、利用者や家族の状況をもっともよく把握している人々です。だからケアマネは、その方々の意見には、丁寧に耳を傾けなければなりません。ところが、ケアマネの中には、せっかくのサービス事業者からの貴重な意見を「私に対して指示・指摘をしてきた!」と感情的に受けとめる人がいます。そして意見をしてきた事業者に対し、仕事のオーダーを出さないなど行動に出てしまう人も…。そうした意識や行動こそがハラスメントの温床です。

繰り返しますが、ケアマネと他の事業者との間に上下はありません。それを忘れて、「上から目線」でヘルパーや他の事業者に接していませんか?あるいは、仕事を取り上げるような、脅迫じみた物言いをしていませんか?改めて振り返ってみてください。

もちろん、利用者からの要望や苦情などをケアマネが事業者に伝えるのは、重要な業務です。ただし、その際も、支援チームで課題の解決のために意見交換するという基本的なスタンスを忘れないことが大切です。

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「基礎資格の違い」がハラスメントの温床に…

居宅介護支援事業所などケアマネの職場では年齢も、考え方も違う人が机を並べて働かなければなりません。こうした違いがハラスメントの温床になってしまう場合もあります。

特にトラブルの種となりやすいのが、基礎資格の違いです。例えば、看護師の人は介護福祉士上がりのケアマネを低く見るとか。あるいは同じ事業所の中でも、介護系の基礎資格の人としかコミュニケーションを取らず、それ以外の人を事実上、仲間外れにしてしまうとか。まるで小学生のいじめのようなハラスメントですが、残念ながら、あまり珍しいことではありません。

こうしたハラスメントを放置すれば、職員はどんどん辞めていくでしょう。

これを防ぐには、お互いがプロとしての意識を持ち、認め合うよう心掛けるしかないでしょう。そのための良い機会となるのが事例検討です。事例検討では、課題を探すだけでなく、お互いの良さを見つける工夫もしましょう。特に管理者は、メンバーが互いの長所を見いだせるよう、積極的に働き掛けるべきです。例えば、「どうやったら、そこまで適切な質問ができるの?!」とか、「そこまで丁寧な支援できるのは、本当にすごい!」といったコメントをうまく挟むだけでも、ずいぶん違うはずですよ。

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「辞める!」という部下と、どう向き合う?

ケアマネがハラスメントの加害者にならないために

時には、部下が上司にハラスメントをする場合もあります。例えば、個人情報保護を盾にとり、自分が担当する事例の情報は一切、開示しない人とか。あるいは、ちょっと注意するだけで「…やっていられない。ああ、もう、辞めたい!」と管理者を暗に脅す人とか。いずれも部下からのパワハラといえるでしょう。

特に部下から「辞める」と言われると、管理者としてはしんどい。ついつい、理不尽な妥協をしたくもなるでしょう。

でも、その言葉に安易に屈してはなりません。「辞める」という人に対しては、なぜ、辞めたいのかをきちんと話し合ってください。それでも辞職を盾に、本来の援助職としての役割を果たさない方には、ケアマネの職責を担うことは困難なのかもしれません。

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事業所は感情を吐き出す場所と位置付けよ!

最後に、ハラスメントや人間関係のトラブルが生じにくい雰囲気づくりのコツについて伝授します。

大切なことは、「事業所は、ケアマネが感情を吐き出すための場所である」と位置付けることです。そして、つらい思いを吐き出している同僚に対し、仲間が共感し合えるような雰囲気を醸成しましょう。

一方で「作業効率を上げるために、私語は厳禁!」というのは、感情労働であるケアマネにとって、キツイ環境かもしれません。職場で感情を吐き出すことが禁じられてしまえば、利用者の支援における不安や仕事の葛藤など、様々な負の感情を抱えたまま、家に帰ることになります。そして、家でも仕事が頭から離れず、負の感情を抱えたままだと、バーン・アウトの原因になりかねません。

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白木 裕子 氏のご紹介
白木 裕子 株式会社フジケア社長。介護保険開始当初からケアマネジャーとして活躍。2006年、株式会社フジケアに副社長兼事業部長として入社し、実質的な責任者として居宅サービスから有料老人ホームの運営まで様々な高齢者介護事業を手がけてきた。また、北九州市近隣のケアマネジャーの連絡会「ケアマネット21」会長や一般社団法人日本ケアマネジメント学会副理事長として、後進のケアマネジャー育成にも注力している。著書に『ケアマネジャー実践マニュアル(ケアマネジャー@ワーク)』など。

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