一人で単独設置の居宅介護支援事業所の女性ケアマネです。
先日、他事業所の男性ケアマネより、困難ケースではないがケアマネと家族の折り合いが悪い、直ちに担当を外れたいといった理由で、引継ぎの相談を受けました。しかし、給付管理の引継ぎは翌月からでした。
挨拶をしてから引継ぎするかどうかを家族に考えてもらうこととし、その月の中旬には利用者宅を訪問しました。
男性ケアマネは5～6分ほど立ち会って先に帰り、私はそのまま残り家族(男性)の話をしていました。最初は自身の自慢話などを長々と話していたのですが、途中から自身の性癖などを話し始めました。そんな人もいるもんだな、と思うようにし、その日は帰りましたが、数日後、またその家族から電話があり、電話口で長々と、ここには書けないような要求をされました。簡単に言うと男と女の関係を迫ってくるものです。
それでは仕事にならないうえ、私の気分もひどく悪くなったので、包括に相談し、他事業所の男性ケアマネに交代してもらえるようにしました。
私のこのケースを紹介した男性ケアマネにも、この電話の件を伝えると、思いのほか早かった、男ケアマネで抑えられていたものが爆発したんでしょう、と言いました。あれ？っと思いました。実は、この人の前任の女性ケアマネも同様のセクハラを受けてケアマネ交代していたのです。それをこの男性ケアマネは知っていたうえで、私に紹介してきたわけです。
私としては時間も無駄になり、気分も悪くなり、良い思い出にはなりませんが、こういうこともあるのだな、と勉強だと思うようにしています。
実際、このような引継ぎ方はあることなのでしょうか。よくあることなら、今後も警戒しないとならないな、と考えます。