厚生労働省は15日、居宅介護支援の退院・退所加算に、福祉用具専門相談員らとの連携を求める要件を加える方針を示した。

退院・退所加算では、福祉用具専門相談員との連携は、特に求められていない。そのため、退院・退所に向けたカンファレンスにおける福祉用具事業者の出席率が2割に達しないという医療機関や老健が一定程度存在する。

その一方、退院・退所後に使う福祉用具を選定するため、入院・入所中から施設と居宅の専門職が連携することを有効と考えている医療機関や老健は、9割余りに達することが、厚労省の調査で分かっている。さらに、福祉用具事業者の約半数が医療機関や老健でのカンファレンスへの参加を希望していた。

濱田和則委員（日本介護支援専門員協会副会長）は、「（福祉用具専門相談員と連携できなければ）加算が算定できない、という仕組みではなく、ポジティブに連携が進む仕組み」を検討するよう求めた。

(CMOニュースより抜粋）

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退院前カンファレンス算定要件が無茶すぎるという意見は以前から散々議論されてきましたが、今回のこのニュース。みなさんどう感じられましたでしょうか？



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