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ケアマネは見た!ケアマネは見た!

「公正中立」「尊厳の保持」―。残念ながら、そんなキレイごとが通用しない現場はいくらでもあります。本企画では、ケアマネジャーが見た困難事例を通し、在宅の現場を直視。ケアマネや介護従事者とともに、今日を乗り切るための知恵を探ります。
※「ケアマネが見た」は、実例に基づいた困難事例を紹介し、現場経験が豊かなケアマネが解決に向けたアドバイスを送る企画です。

ケース22:認知症で独居、食材にウジがわいてもサービス拒否!

2019/07/08 配信

相談者:60歳代女性ケアマネ

◆担当している人と家族
利用者:80歳代女性。2年前、脳梗塞を患った。その後、右足に麻痺が残り、要介護1。また、認知症も発症した。食事・排泄・入浴は自立している。 ※長男・長女がいるが、いずれも別の都道府県で生活しており、年に何回か帰省する。
◆サービス利用状況
福祉用具貸与(歩行補助の杖)

独居で認知症もあるのに、サービスを使おうとしない利用者への対応に悩んでいます。
脳梗塞を患うまでは80歳代とは思えないほど活発な方でした。そのせいか、認知症を発症し、要介護状態となった今でも「自分は完全に自立して生活できる」と思い込んでいるのです。

確かに杖を突けば買い物にも行けますし、食事も作ることもできます。ですが、認知症の影響で、何をやっても、どこか不安定なのです。実際、夏場には買い込み過ぎた食材にウジがわいたこともありました。料理中に軽いやけどを負ったことも何度かあります。

トラブルがあるたびに訪問介護や通所介護を使うよう提案しているのですが、「まあまあ。今回はたまたまよ。今度から気を付けるから」と聞く耳を持ちません。家族も事態の深刻さを実感しておらず、「母がいやなら無理にサービスを使う必要もないのでは…」と消極的です。

このままでは火事や食中毒など深刻な事態に発展しかねません。アドバイスをお願いします。

ベテランケアマネジャーからのアドバイス

この方の場合、サービスを使うことに慣れてもらうことがポイントではないでしょうか。
介護サービスに抵抗があるようなら、体調を確認するなどの提案によって訪問看護など医療サービスにつなげる方法があり得ると思います。実際、食事や衛生にも不安があるようですので、医療との連携も必要なケースと考えられます。その際、看護師や医師を通じて介護サービスの利用を勧めてもらえれば、スムーズに介護のサービスにつながる場合もあります。

また、家族には現状とリスクをきちんと説明し、状況を正しく理解してもらうよう努めることも大切でしょう。

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