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ケアマネジメントスキルアップ講座 VOL.21
「待つ」ためにこそ必要な地域との連携(後編)

「鳥の目」を持つために積極的に外部へ

「待つ」ためにこそ必要な地域との連携

ただし、これまで俯瞰することに慣れていなかった人の場合、いきなり「鳥の目」を持とうとしても、なかなかうまくはいかないでしょう。地域まで俯瞰できる高い視座を得るためには、自分の事業所の担当区域にこだわらず、積極的に外部の事例検討会に出席することが有効と思います。当然のことですが、外部の研修会や事例検討会では、今まで自分が経験してきた業務とは全く違ったケースがあります。そのプロセスを追体験することで、おのずと視野は広がり、視座も高くなります。

しかし、中には「今、持っているネットワークだけで十分に対応していける。無理に事業所の外部や地域社会と連携する必要はない」と思ってしまうケアマネもいるでしょう。

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保険外まで視野に入れなければならない理由

しかし、最近はそうも言っていられない状況になりつつあります。最もわかりやすい事柄としては、生活援助中心型の訪問介護を使うのが難しくなってきたことが挙げられます。

要支援の人向けのサービスについては、既に総合事業に移行されましたが、その事業所の数は伸び悩んでいます。要介護者向けのサービスについては、2018年4月の介護保険制度の改正により、利用回数が事実上制限されました。さらに、総合事業の事業所も介護保険サービスの事業所も、深刻な担い手不足に苦しんでいます。国は生活支援中心型の人材を確保するための新たな研修を導入してはいますが、あの研修で人材確保が実現できると考える現場関係者は、一体、どのくらいいるでしょう。

「待つ」ためにこそ必要な地域との連携

まとめると、深刻な人手不足と制度改正の影響によって、生活支援中心型の訪問介護については、一定数のサービスを確保するのが難しくなってきているのです。その結果、利用者の生活を支えるには、介護保険外のサービスまで視野に入る「鳥の目」で地域を俯瞰し、サービスを確保しなければならない時代に入りつつあるのです。

ちなみに、外部との連携というと、反射的に医療関係者との連携の難しさを思い浮かべ、憂鬱になる人もいるかもしれませんが、この点も、4月の診療報酬改定で、ずいぶん様変わりしました。ケアマネとの連携が医療側の加算算定に直結するよう、診療報酬が変わったので、医療側の姿勢が介護に前のめりになってきたのです。少なくとも、「せっかく持って行ったケアプランが見向きもされず、すぐにゴミ箱に捨てられる」というようなことがあった介護保険制度の創設当時に比べれば、圧倒的に環境は良くなっています。

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現場で得た情報を地域づくりや街づくりに生かす視点を

とにかく、ケアマネジャーは、地域や事業所内にとどまることなく、積極的に外部に出向いてほしい。私としては、事業所や地域の壁だけでなく、できれば福祉という分野の壁も乗り越えた情報発信や取り組みを進めてほしいと期待しています。

「待つ」ためにこそ必要な地域との連携

例えば、都市計画を担当する部署の役所職員と連携し、必要な情報を得ておけば、住み替えを考えている人に対し、バス路線も確保され、より安全に暮らせる場所に移ってもらうよう促すことができるかもしれません。そして、ケアマネがそうした活動を始めれば、全国で問題になっている空き家対策やその有効活用もよりスムーズに進められるでしょう。

中には「ケアマネが街づくりに関わるなんて、現実離れしている」と思う人がいるかもしれませんが、私が住む北九州市では、私たちの提言によって2時間だけ認知症の人を見守ってくれる有償ボランティア制度が作られたこともありました。たった2時間の見守りですが、それによって、在宅限界は高まり、家族は仕事との両立を実現できるようになりました。

この例だけでなく、「街づくりや地域づくりには不可欠だけど、ケアマネしか知らない」という情報は、実はたくさんあります。特に主任ケアマネさんは、ケアマネしか持っていない情報を地域づくりや街づくりに生かす意識を持ってほしいですね。

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白木 裕子 氏のご紹介
白木 裕子 株式会社フジケア社長。介護保険開始当初からケアマネジャーとして活躍。2006年、株式会社フジケアに副社長兼事業部長として入社し、実質的な責任者として居宅サービスから有料老人ホームの運営まで様々な高齢者介護事業を手がけてきた。また、北九州市近隣のケアマネジャーの連絡会「ケアマネット21」会長や一般社団法人日本ケアマネジメント学会副理事長として、後進のケアマネジャー育成にも注力している。著書に『ケアマネジャー実践マニュアル(ケアマネジャー@ワーク)』など。

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