ケアマネジャーのための大人用おむつ講座
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タイプ別おむつ一覧
おむつのタイプは種類が多く、利用者様がご自分の体にピッタリのものを選ぶのは難しいのが現状です。より良い排泄環境を提供するために、ケアマネジャーとしてまず知っておきたいのはおむつの種類(タイプ)です。大きく分けて、下着の代わりに使うパンツ・テープタイプと、おむつ(下着)の中で一緒に使うパッドタイプがあります。「どのタイプが、どのようなお体の状態にあうのか?」これを正しく理解することが排泄ケアの第一歩と言えるかもしれません。
リリーフおむつチャート
利用者様の身体の状態に最適なおむつを選びましょう。
認知症が進行し、おむつ交換を拒否するAさん
Aさんは、息子さんのご家族と同居しています。お一人で歩くこともできますが、認知症が進行しており、トイレへは誘導が必要です。排尿後、おむつが汚れても交換をさせてくれません。衣類や座布団が濡れていても「汗をかいただけ」と言って交換しないために、お部屋中、尿のニオイがしています。
紙パンツからの尿モレをなくしたいOさん
Oさんは奥様と二人暮らしですが、最近、腰痛がひどくなってきています。日中は、奥様が付き添ってトイレに行きますが、歩くのがゆっくりなため間に合わない場合が多く、ほとんどおむつ内に排尿しています。
紙パンツで消臭効果の高いものは?
排尿後のおむつの刺激臭は、雑菌の繁殖による尿成分の変化が原因です。ニオイが気になる方には、抗菌消臭シートに銀の成分が含まれており、抗菌消臭効果が高い、紙パンツをおすすめします。排尿直後から時間の経過と共に増加する雑菌の繁殖を抑えて消臭できます。
夜間のおむつ交換で睡眠不足に
夜間のおむつ交換はしないことをおすすめします。介護者様も大変ですし、ご本人も熟睡できません。 夜間の排尿量にあったおむつを選びましょう。
ケアマネの“おむつ介護体験記”
ケアマネジャーはヘルパー出身者が多く、排泄介助の経験が豊富な方も珍しくありません。でも、それが自分の家族となると話は別です。家族介護の経験は、その後の仕事にどう生きているのでしょうか。父親の介護に携わった男性ケアマネジャーにお話を伺いました。
皮膚・排泄ケア認定看護師に聞く
ケアマネジャーにとって排泄ケアをどのように考え、ケアプランに位置づけるかは、常に悩みの種であり、手腕を問われる部分でもあります。なぜなら、排泄ケアは肌トラブルと密接に結びついており、それらは適切なケアプランにより予防することが可能だからです。
ノロウィルス感染予防ガイド
ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、1年を通して発生していますが、ウイルスが乾燥や寒さに強いことから冬場に多く発生します。ノロウイルスの感染経路は、手指や食品などを介して病原体が付着したものを摂取する経口感染です。
高齢者の方のスキンケア
毎年、寒い季節になると、気になるのがお肌の「乾燥」です。若い方はもちろんですが、それ以上に高齢者は、お肌の乾燥が原因で「老人性乾皮症」などの肌トラブルを引き起こしやすくなっています。今回は、「乾燥」を防ぐスキンケアの方法についてご紹介します。