ケアマネジャーインタビュー
在宅での食事に不安がある方へ、栄養補助飲料「エンジョイすっきりクリミール」の活用法
在宅で生活する高齢者が、摂食・嚥下機能の低下や食欲不振により、十分な栄養摂取が困難になるケースは少なくありません。都内でケアマネジャーとして活躍する田宮さんに、在宅での栄養管理における課題や、栄養補助飲料「エンジョイすっきりクリミール」を活用した効果的なサポート方法についてお話を伺いました。

在宅における栄養管理の課題は千差万別
――田宮さんは在宅の現場で、どのような栄養管理の課題を感じていますか。
摂食・嚥下機能に障害がある方や、認知症で食べることを忘れてしまう方、末期がんで食事が喉を通らないという方など、課題は千差万別です。私1人でそうした課題を解決するのは難しいので、訪問診療医や看護師、歯科医師、言語聴覚士と相談しながら、ご利用者様の状態に合わせた適切な栄養管理の方法を考えています。そんな在宅での栄養管理を考える上で強い味方となってくれるのが、「エンジョイすっきりクリミール」です。
「乳製品が苦手」でもOK、健康力のサポートも
――「エンジョイすっきりクリミール」を知ったきっかけを教えてください。
ケアマネジメント・オンラインの紹介ページを見て知りました。そのころ、長期入院から在宅復帰をめざすご利用者様を担当していました。その方は、経管栄養から徐々にとろみのある水分を口から摂り始めており、退院後は固形物も食べられるようになることを目指していました。そこで、その方にあった栄養補助食品を探していたところ、「エンジョイすっきりクリミール」に巡り合ったのです。
――実際にご利用者様に提案された際 、どのような点に魅力を感じましたか。
その方は牛乳が苦手だったので、乳製品のような風味がなくすっきり飲める点や、脂質が少ない点、必要なエネルギーを効率的に摂取できる点が魅力的でした。またインフルエンザや風邪の流行始めだったこともあり、健康力をサポートするシールド乳酸菌®が配合されている点も、ご利用者様にはメリットと感じられたようです。

毎日続けられる「飲み切りやすい量」
他の製品は200~250mlと容量が多いものもありますが、一度に飲み切るのが難しい方も少なくありません。その点、「エンジョイすっきりクリミール」は紙パックで125mlと飲み切りやすい量。この点も、毎日飲み続ける上では良かったのではないでしょうか。
「寝たきり」から回復!家族の介護負担も軽減
――実際に飲み始めてからの変化はいかがでしたか。
朝食は「エンジョイすっきりクリミール」とパン粥を組み合わせて召し上がられています。特にりんご味が気に入っているそうです。また、食欲も出てきて、昼はペースト食で対応できるようになったとのことです。入院中は筋力が低下して体重も減っていましたが、栄養を摂れるようになってからは寝たきりの状態から回復し、現在はポータブルトイレまで自力で移動できるようになりました。ご本人も生き生きとされ、ご家族の介護負担の軽減にもつながっています。
――他に、どのような方に「エンジョイすっきりクリミール」をお勧めしたいと思いますか。
自分で食事を摂るのが難しい方や、食欲がなく飲み込みにくさがある方などに、お勧めしたいですね。また、食事をするだけでも体力を消耗されます短時間で効率よく栄養を摂取できる「エンジョイすっきりクリミール」は重宝されるでしょう。
リハビリに取り組む方にもお勧めです。私自身も最近、入院を経験しましたが、しっかりと栄養を摂ることを心がけたこともあり、リハビリも意欲的に取り組めました。

継続できる栄養管理の提案も、ケアマネの役割
――最後に、ケアマネジャーとして栄養管理の重要性をどのように感じていますか。
高齢になると食欲が出ないという話はよく聞きますが、十分な栄養を摂取できないと、どんどん体力や気力が低下してしまいます。特に在宅では、施設のように専門職による食事管理が受けられないため、日々の食事や栄養補助食品での栄養管理が重要になってきます。
栄養面でも、ご利用者様の好みや生活スタイルに合わせ、継続して使い続けられる栄養補助食品を提案すること。これも、私たちケアマネジャーの大切な役割だと考えています。