イベント・キャンペーン熱気あふれる会場から
「排泄ケアの未来」が見えた!
【セミナーレポートin宇都宮】

2025年6月18日(水)、株式会社リブドゥコーポレーションと株式会社日本ケアサプライが、排泄ケアに関するイベントを開催しました。利用者のQOL向上と家族の負担軽減につながる、排泄ケアの視点を学ぶことができる本セミナー。当日の様子をレポートします。

本セミナーの会場は、栃木県宇都宮市のTKPガーデンシティ宇都宮ロイヤルホール。日差しが照り付ける真夏日にもかかわらず、ケアマネジャーをはじめとする介護関係者が続々と集まり、会場はあっという間にいっぱいになりました。

開会前から資料に目を通すなど、参加者のモチベーションは高い

講師を務めたのは、日本ケアマネジメント学会副理事長の白木裕子先生(株式会社フジケア取締役社長)。「排泄介護における課題と家族の負担軽減を図るための留意点」をテーマに、ケアマネジャーとして押さえておきたい視点や支援のヒントを分かりやすく解説しました。

介護保険制度開始当初からケアマネジャーとして活躍し、NPO法人「ケアマネット21」会長も務める白木先生

講演では、令和5年度から排泄に関するアセスメント項目が変更された点に言及し、以前より細やかな聞き取りが求められる一方、デリケートな話題でもあるため、質問や言葉かけに配慮が必要だと白木先生は指摘。また、自身の経験をベースにした事例も取り上げ、アセスメントや課題の抽出、そしてケアプランへの反映まで、具体的なポイントを参加者に伝えました。
「本人が快適であれば、家族も快適でいられます。環境不適応の状態を見逃さず、社会資源に結び付けることがケアマネジャーの役割。その一環として、おむピタのようなインフォーマル資源を上手に活用し、ケアプランとしてもしっかりと位置付ける意識が求められるでしょう」(白木先生)

排泄障害を抱える利用者の思いを語る白木先生と、集中して耳を傾ける参加者

講演後は、参加者から白木先生への質疑応答の時間です。
「女性の利用者さんが尿漏れに悩み、生理用ナプキンを使用しているようなのですが、どのようにサポートすればよいでしょうか」
「おむつのフィッティングについて、ベテランのヘルパーと自分で意見が分かれた場合の考え方を教えてください」
などの質問が飛び交い、白木先生のアドバイスを受けながら、排泄ケアについて考えを深める貴重な時間となりました。

日頃から抱える排泄ケアの悩みについて、白木先生にアドバイスを求める参加者

さらに、フィッティング&おむつ配送サービスである「おむピタ」の紹介にも、多くの参加者が関心を寄せたようです。「おむピタ」が排泄ケアを改善する一助になり得ることから、サービス利用の流れや体験モニターの募集に関して、多くの質問がありました。

「おむピタ」のサービス内容や体験モニターについて解説する、株式会社リブドゥコーポレーションおよび株式会社日本ケアサプライの担当者

また、会場の後方には、「おむピタ」のことが分かる展示や、株式会社リブドゥコーポレーションの製品が並べられたブースが設置。アウター/インナー含め同社の全製品が展示され、参加者はサイズ感や作りなどを確認していました。
「どの製品がどの利用者に適しているかは、パッケージを見るだけでは判断しづらいもの。おむつの当て方のコツやパッドの応用法などを含めて、製品特性を直接お伝えできる絶好の機会になりました」(株式会社リブドゥコーポレーション担当者)

株式会社リブドゥコーポレーションの製品(リフレ)が並べられたブースの一角
講演の前後に、多くの参加者が製品を手に取り、熱心に話を聞いていた

ブースでは、パッドの吸収力を確認できる実演も行われました。これは、リフレのパッド2種に、青色の水を同時に流し込むというもの。「スピードキャッチパッド ウルトラ」(写真左)は一気に排尿しても尿の引き込みが速く、逆戻りも少ないことが特徴ですが、実演でも表面がすぐに白っぽくなり、尿を吸収している様子が確認できました。

左が「スピードキャッチパッド ウルトラ」、右が「サラケアパッド ビッグ」。
左はより吸収スピードが速く、直後に表面に触れてもサラサラして、濡れている感じが少ない

セミナーに訪れた参加者からは、
「講演で取り上げられていた事例と似たような利用者を抱えており、非常に参考になる内容でした。今日の学びを、日々のアセスメントに生かしたいです」
「今回、初めて『おむピタ』のことを知りました。尿漏れに困っている利用者が在宅生活を続けるカギになる可能性もあり、とても興味があります」
といった声が聞かれました。

セミナー後も「おむピタ」やリフレ製品に関する質問は止まらず、ブースは大盛況だった

排泄ケアの「今」を学ぶだけでなく、新たなサービスや製品について知見を深める場にもなった本セミナー。ケアマネジャーからの注目度は、今度ますます上がっていきそうです。