イベント・キャンペーン 「排泄ケアの課題と家族の負担軽減」に、
介護職はどう向き合う?
セミナーに学ぶ実践のヒント
【セミナーレポートin福岡】

2025年12月16日(火)、株式会社リブドゥコーポレーションと株式会社日本ケアサプライにより、介護関係者を対象としたセミナーが開催されました。テーマは、三大介護のひとつである「排泄ケア」について。当日は専門家による講義に加え、利用者・家族の双方の負担減少に役立つおむつフィッティングサービス「おむピタ」の紹介も行われ、多くの参加者の興味を引く内容となりました。本記事では、セミナーの様子を詳しくご紹介します。
セミナーの会場となったのは、博多駅前に位置する福岡ファッションビルです。会場の後方には、リブドゥコーポレーションのおむつ「リフレ」の製品を手に取って確認できるブースも用意されました。当日はあいにくの天気でしたが、北九州市をはじめ、福岡県内の各地から続々と介護関係者が来場。興味津々といった様子でブースを覗いたり、配布資料に目を通したりしながら開始を待つ姿からは、排泄ケアへの関心の高さが伺えました。

ブースに並んだ「リフレ」製品は、およそ50種類。特に注目を集めたのは、吸水性の高い尿取りパッド「スピードキャッチパッド ウルトラ」です。「夕方にデイサービスで交換して、翌朝まで使用できるか」「何回程度の排尿に対応できるのか」など、現場を想定した質問が相次ぎました。さらに、色付きのおむつに対する関心も高く、「これなら利用者さんにすすめやすそう」「おむつを使ったことがない方にも受け入れてもらえそう」といった声が。参加者の反応からは、排泄ケアに関する様々な悩みを抱えている様子が見受けられます。


そして定刻になり、セミナーが始まりました。講師を務めたのは、日本ケアマネジメント学会副理事長の白木裕子先生(株式会社フジケア取締役社長)です。白木先生は、「排泄介護は介護の基本」と前置きをしたうえで、排泄は個人差が大きいうえに、コントロールが難しいことから、本人だけでなく家族にとってもストレスになりやすいケアであると説明しました。

さらに、令和5年度に追加されたアセスメント項目にも触れながら、具体的な事例を交えて排泄ケアのポイントを解説。「排泄について相談することをためらっている方は少なくありません。『排泄で困っていることはありませんか』『ご家族が負担に感じていることはありませんか』と、介護職側から声をかけることが大切です」と語りました。

講演後の質疑応答では、「利用者の排泄状況を、どのように多職種と共有すべきか」といった質問も寄せられ、排泄のアセスメントや排泄ケアをチームで考える重要性について、理解を深める時間となりました。
続いて紹介されたのが、フィッティング&おむつ配送サービス「おむピタ」です。おむつ選びの難しさや、利用者ごとに適した製品を選ぶ必要性についての説明に、参加者は真剣な表情で耳を傾けていました。その場で取扱商品を確認したり、大きくうなずきながらメモを取ったりする姿も多く見られ、関心の高さが伝わってきます。


株式会社日本ケアサプライおよび株式会社リブドゥコーポレーションの担当者

セミナー終了後には、再び多くの参加者がブースを訪れました。両社の担当者に「おむピタ」の仕組みや詳細について尋ねる方が多く、中にはその場で申し込みを決める方や、担当している利用者の状況を具体的に伝えながら、「おむピタ」の活用方法について相談する方も。排泄ケアの悩みを解決し、利用者や家族の負担を軽減したいという強い思いが感じられました。

最後に、セミナーの参加者に感想を尋ねてみると、次のような声が寄せられました。
「アセスメントの取り方についてのお話が印象的でした。これまでは便秘や服薬状況の確認が中心でしたが、排尿回数や便の形状など、より具体的に把握する必要性を感じました」
「漏れで悩んでいる利用者さんがいて、今使っているおむつに吸水性の高いパッドを組み合わせた方がいいのか、それとも別のアウターとインナーを使った方がいいのか、判断に迷っていました。ぜひ『おむピタ』を試してみたいと思います」
「おむつと尿器を併用しても尿漏れしてしまう方がいて、何か良い方法はないかと悩んでいました。『おむピタ』は利用者さんにぴったり合ったおむつを選定していただけるようで、とても楽しみです」


排泄ケアの基本とともに、利用者や家族の負担軽減につながる具体的なヒントが共有された今回のセミナー。現場での実践に生かせる、学びの多い時間となりました。『おむピタ』への注目は、今後ますます高まっていきそうです。
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フィッティング付きおむつ配送サービス