モニター体験談おむつ破壊・不穏対応に悩むケースも
「おむピタ」で改善へ

排泄ケアのお悩みを解決する、フィッティング付きおむつ配送サービス「おむピタ」。ユーザーの課題や背景に合わせておむつメーカーがおむつを選定・提案し、使い方などの情報と共にお届けするものです。モニターとして本サービスを体験したケアマネジャーに、「おむピタ」の魅力を語っていただきました。今回登場するのは、東京都東村山市で活動するケアマネジャーの井波さんです。

かきむしりやおむつの破壊…毎晩不穏に悩む日々

ケアマネジャー 井波さん

私が働くサービス付き高齢者向け住宅では、40名ほどの利用者さんが紙おむつやパッドを使用しています。今回「おむピタ」モニターを体験した70代のTさんは、数ヶ月前からかきむしりやおむつの破壊、引き抜きなどの行為がみられるようになっていました。さらに排泄の不快感からか、ベッド柵を叩いたり大声を出したりと不穏な様子が増え、片麻痺と、言語障害による意思疎通の難しさもあり、ヘルパーも対応に苦慮していました。

サービス担当者会議で対策を話し合い、おむつの当て方を変えるなど試行錯誤しましたが、なかなか改善は見られず……むしろ、週3回程度だった不穏状態が毎晩続くようになってしまい、「私たちの工夫が逆に不快感を強めてしまったのでは」と悩んでいたんです。そんなときに「おむピタ」モニターの募集を知り、「専門家からアドバイスをもらえれば、改善につながるかもしれない」と思い、参加してみることにしました。

おむつを正しく使うことで、肌荒れや不穏状態が改善へ

試供品として送られてきたのは「弱酸性」が特長のおむつでした。試しに触ってみると、他のメーカーのものと比べて紙のようなカサつきが少なく、ギャザーやテープ部分などが肌に当たっても柔らかな感触でした。

同封されていた「おむつ提案書」には、写真やイラストでおむつの当て方・使い方がわかりやすく記載されていました。読んでみると目から鱗の内容も多く、これまで知らなかった情報ばかりでした。私にとっても学びになりましたし、ご家族にも伝わりやすい内容だと思います。今までは漏れに対する不安から、1袋に入っている枚数の多いパッドを購入して、2枚重ねて使用していましたが、「おむつ提案書」に沿って1枚だけで使ってみたところ、尿漏れが改善。おむつの引き抜きもなくなり、精神状態も徐々に落ち着いてきました。さらに肌触りのよさのおかげか、かきむしりも落ち着き、肌荒れも改善が見られました。

これまでTさんは、パッドを複数枚使うのが当たり前になっていたので、使用量の多さや費用面も課題の一つでした。しかし、パッド1枚でも尿漏れしないとわかったので、これからは月に60枚ほどパッドの使用を減らせる見込みです。経済的な負担が減るのはもちろん、ゴミの削減にもつながるので、介護者にとっても助かる部分が大きいと感じています。

人間の尊厳に関わる「排泄の課題」と向き合い続ける

ケアマネジャーとしてよく直面する「排泄の課題」は、「トイレからおむつへの切り替えのタイミング」です。

排泄の自立は、人間の尊厳に関わる重要な部分ですが、ADLやご本人の状態によってはおむつの使用が必要な場面があります。例えば、転倒リスクが高い方が夜間にひとりでトイレに行く際、転倒による骨折から入院につながることも少なくありません。福祉用具を使っても転倒を完全に防ぐのは難しいので、このようなケースでは夜間のおむつ使用を勧めることもあります。

利用者さんにとって「おむつで排泄する」のは、最初は抵抗が大きいと思います。だからこそ、ご家族やヘルパーと連携しながら、できるだけ納得して受け入れてもらえるように提案しています。

いざおむつへ切り替える際、「種類が多くてどれを選べばいいかわからない」という声もよく聞きます。そんなときに「おむピタ」のような、おむつについて専門家に相談できるサービスを利用してみるのはよい方法だと思いますね。利用者さんひとり一人に合った提案をしてくれるので、おむつが初めての方でも安心できます。メーカーさんの工夫や力を入れているポイントなども知ることができました。

ケアマネジャーとしても、どのおむつを提案すればいいか悩んだ時には「おむピタ」を積極的に紹介していきたいですね。また、他のケアマネジャーや自治体にも「おむピタ」の知名度が広がると、より多くの利用者さんの「排泄の課題解決」につながると思います。