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糠谷さんの提示した経営戦略を経営理論そのもので検証してみた(レス数:2件)

  • ユウリ(ケアマネジャー)
  • 2026/08/17
  • その他
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糠谷和弘氏の提示した「ゴールは“大規模化”」との提言を、現場論ではなく経営の視点から考えてみました。

【メリット】
大規模化には明確な「規模の経済」があります。
複数のケアマネがいれば休暇・急病時に相互支援でき、教育や相談体制も構築しやすい。特定事業所加算による収益増、事務職員配置による業務効率化も期待できます。
ここは大規模化の大きな強みでしょう。

【デメリット】
一方、組織が大きくなれば「規模の不経済」も発生します。
人間関係、管理者の負担、会議や情報共有、採用・教育・離職対応など、小規模では存在しなかった「組織を維持するコスト」が増えていきます。
また、ケアマネジメントは担当者個人の知識・経験・判断力と利用者との信頼関係に大きく依存する専門職です。
そのため「担当件数に応じたインセンティブ」にも疑問があります。
30件の困難事例を担当する人と40件の安定したケースを担当する人を、件数だけで比較できるでしょうか。
測定しやすい数字と、本当に求める成果は必ずしも一致しません。

【帰結】
大規模には大規模の、小規模には小規模の強みがあります。
経営のゴールは「大規模化」ではなく、事業の特性や地域、経営資源に応じた「最適規模」ではないでしょうか。

最後に一つ。
もしコンサルティング会社に、
「コンサルタントを増員し、担当企業数に応じてインセンティブを設定しましょう。ゴールは大規模化です」
と提案したら、どう感じるでしょう。
おそらく「そんな単純な仕事ではない」と思うのではないでしょうか。
ケアマネジャーも、同じ専門職です。
大規模化は有力な「戦略」の一つであって、それ自体が「ゴール」ではないと私は考えます。

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