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介護アンケート

ケアマネジャーから見た、高齢者の“やわらか食”の使用実態調査

レトルトや冷凍、缶詰、フリーズドライといった様々な形状の“やわらか食”が、食品メーカーから多数販売されています。
この“やわらか食”は、実際に介護現場でどの程度利用されているのでしょうか。ケアマネジメント・オンラインの会員ケアマネジャーに利用状況などをうかがいました。
調査期間は2015年2月25日~3月4日で、433名から有効回答が得られました。

“やわらか食”を継続的に購入している利用者は1割未満

担当している利用者のうち、“やわらか食”を継続して購入している人の割合をたずねたところ、「1割未満」と答えたケアマネジャーが76.0%で最も多く、次いで「1割以上3割未満」(18.0%)が続きました。
担当利用者のなかに占める、“やわらか食”を継続購入している人の割合が3割未満のケアマネジャーが大多数を占めることがわかりました。

“やわらか食”が適しているのに、購入に至らない利用者がいる

次に、担当している利用者のうち、“やわらか食”を継続して利用したほうがよいと思う利用者がどれくらいいるかたずねたところ、「1割未満」と答えたケアマネジャーは60.7%、「1割以上3割未満」と答えたケアマネジャーは31.2%いました。
上述の設問の回答と比較すると、“やわらか食”を継続購入したほうがよいと思う利用者はいるものの、実際には購入に至っていない利用者がいることが推測されます。

“やわらか食”の普及には課題が残る

利用者やその家族に“やわらか食”を勧めたことがあるかどうかをたずねたところ、345人(79.7%)のケアマネジャーが「ある」と答えました。
しかし、必ずしも利用につながらないケースもあるようです。味や価格といった“やわらか食”そのものの課題もありそうですが、「実際に利用につながっているケースが多い」と回答したケアマネジャーも一定数いることから、ケアマネジャーによってばらつきが出やすい商品知識や提案方法、提案後のフォローアップなどが影響している可能性もありそうです。

ケアマネが重視するのは「味・価格・種類の多さ」

ケアマネジャーが利用者やその家族に“やわらか食”を勧めるうえで基準としていることの上位は、「食べておいしいこと」(78.8%)、「価格が1個300円以下」(74.8%)、「様々な味やメニューがあること」(73.2%)でした。
反対に、調理法の簡便さや保存方法は、味や価格に比べるとそれほど重要でないことがわかります。

「本人」よりも「家族」による購入が多い

“やわらか食”を実際に購入している世帯として最も多かったのは「要介護4~5で家族と同居している世帯」(36.0%)で、次が「要介護4~5の高齢者夫婦世帯」(25.4%)でした。
また、実際に購入している人物も「同居の家族」(55.9%)や「配偶者」(35.3%)が多く、「利用者本人」が購入するケースは20.8%にとどまりました。

メーカーに求めることも「価格・味・種類の多さ」の改善

今後、“やわらか食”が普及していくために各メーカーが改善すべき事柄をたずねたところ、「値段の低価格化」(79.9%)、「おいしさの向上」(70.4%)、「主菜、副菜を含めた商品ラインアップの増加」(45.4%)が上位を占めました。
順位は異なりますが、ケアマネジャーが利用者やその家族に“やわらか食”を勧める際の基準と同じ結果となっていることから、“やわらか食”の普及にはこの3つの条件を満たすことが鍵になるようです。

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