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ケアマネは見た!ケアマネは見た!

ケアマネは見た!

ヘルパーやケアマネを家政婦扱いする利用者

「公正中立」「尊厳の保持」―。残念ながら、そんなキレイごとが通用しない現場はいくらでもあります。本企画では、ケアマネジャーが見た困難事例を通し、在宅の現場を直視。ケアマネや介護従事者とともに、今日を乗り切るための知恵を探ります。
※「ケアマネが見た」は、実例に基づいた困難事例を紹介し、現場経験が豊かなケアマネが解決に向けたアドバイスを送る企画です。

相談者:40代女性ケアマネ

◆担当している人と家族
利用者:80歳代女性、独居、要介護1、軽い脳梗塞を患った影響で手などに麻痺あり、認知症はない。天涯孤独といえるほど家族や親せき、友人がいない
◆サービス利用状況
訪問介護(週に2回)、手すりなどの福祉用具

ヘルパーはもちろん、ケアマネまで家政婦のように使い倒そうとする利用者に悩まされています。

ご自宅を訪問すると必ず言われるのが、「ちょうどいいところに。買い出しをお願いできる?」。ヘルパーに対しては、家に入るなり、イヌのリードと汚物袋を押し付けられ、「10分間は行ってきてよね!」と、時間指定でイヌの散歩を押し付けようとする始末です。

買い出しやイヌの散歩は、介護保険サービスの対象ではないことは、もう何度となく説明しています。ですが、「そんなカタいこと言わないでぇ。以前のヘルパーさんやケアマネさんもやってくれたよ?」と納得してくれません。

このままでは、もっと多くの雑用を押し付けられるかもしれません。どうしたらいいでしょうか?

ベテランケアマネジャーからのアドバイス

相手にもよりますが、なんでも頼もうとする人に対しては、まずは「制度も変化しており、昔できたこともできなくなっています」といったように丁寧に説明をすることが重要ではないでしょうか。

それでも、イヌの散歩や買い出しをお願いされるようなら、介護保険外サービスを紹介したり、地域のボランティアの活用を提案したりするのも一つの方法だと思います。

いずれにせよ、過剰なお願いをする人の背景には、思わぬ困りごとや悩みがある可能性があります。根本的な解決としては、より緻密なアセスメントを心掛け、適切なサービスやプランを提案する必要があるかもしれません。

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