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ケアマネは見た!ケアマネは見た!

ケアマネは見た!

自分なりの介護にこだわりすぎる妻

「公正中立」「尊厳の保持」―。残念ながら、そんなキレイごとが通用しない現場はいくらでもあります。本企画では、ケアマネジャーが見た困難事例を通し、在宅の現場を直視。ケアマネや介護従事者とともに、今日を乗り切るための知恵を探ります。
※「ケアマネが見た」は、実例に基づいた困難事例を紹介し、現場経験が豊かなケアマネが解決に向けたアドバイスを送る企画です。

相談者:30代女性ケアマネ

◆担当している人と家族
利用者:80歳代男性、脊椎損傷による下半身まひで要介護5、認知症はなし。背上げしてもらえば、ベッド上で食事を摂ったり、電話をしたりすることはできる。
利用者の妻:80歳代女性、軽い認知症あり。夫の食事や排せつ介助、日々の着替えなどは、妻が担っている。
◆サービス利用状況
訪問入浴を週に2回、介護ベッドなどの福祉用具貸与、定期的な往診もあり。

利用者さんが寝たきりになって10年余り経っていますが、その間、ずっと奥さんが介護を担ってきました。しかし、今年に入って奥さんに認知症の症状が出始めたのです。

例えば先月、利用者さんが風邪をこじらせて入院した時などは、奥さんも病院に泊まり込み、旦那さんの介護に取り組んでいました。それ自体はよいのですが、旦那さんが治りきっていないのに、「もう大丈夫!」と医者に直訴し、半ば強引に退院させてしまったのです。当然、自宅に帰ってから症状がぶり返し、再入院となったのですが、今度も「なぜ治っているのに、また入院させるの?!」と、医師に直訴して退院させようとしています。

このままでは、利用者さんが十分な治療や介護を受けられません。アドバイスをお願いします。

ベテランケアマネジャーからのアドバイス

目指すべき方向としては「在宅サービスを入れ、利用者の生活を守ると同時に、奥さんの負担軽減も図る」ではないでしょうか。ただし、「自分が介護をしたい」という奥さんの思いも尊重しなければなりません。

入院しているのであれば、まずは病院でのカンファレンスをしっかりと行い、退院後の在宅支援体制を整えるのがよいでしょう。具体的には、これを機会に訪問看護など医療系のサービスを入れることが考えられます。奥さんへの提案方法としては「退院するのであれば、看護師さんに家に行ってもらいましょう」と伝えるのがよいのではないでしょうか。医療サービスだけに医師に伝えてもらえば、よりスムーズに事が運ぶかもしれません。そして、訪問看護を皮切りに、少しずつ在宅でのサービスを増やすよう試みましょう。

また、認知症が出始めているというのであれは、奥さんへの要介護認定も検討するほうがよいのではないでしょうか。

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