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ケアマネは見た!ケアマネは見た!

ケアマネは見た!

ゴミ屋敷…

「公正中立」「尊厳の保持」―。残念ながら、そんなキレイごとが通用しない現場はいくらでもあります。本企画では、ケアマネジャーが見た困難事例を通し、在宅の現場を直視。ケアマネや介護従事者とともに、今日を乗り切るための知恵を探ります。
※「ケアマネが見た」は、実例に基づいた困難事例を紹介し、現場経験が豊かなケアマネが解決に向けたアドバイスを送る企画です。

相談者:50代女性ケアマネ

◆担当している人と家族
利用者:80歳代女性、要介護2、認知症あり。食事・排泄の介助は夫がやっている。
利用者の夫:80歳男性、統合失調症の疑いあり。状態が良い時は買い物などもできるが、家の掃除や妻の入浴介助などは、ほとんどできない。
◆サービス利用状況
通所介護を週に2回

今、利用者と夫は、1LDKのマンションで生活していますが、部屋のすべてが荷物などであふれており、文字通り足の踏み場もありません。かろうじて床が見えるのは、利用者が寝ているベッドとその隣にあるポータブルトイレの間だけ。それ以外の場所は完全に物で埋まっています。

窓も締め切りなので部屋はいつもジメジメ。お弁当の空き箱や食べ残しが入ったゴミ袋も置きっぱなしなので、ひどい悪臭もします。腐った食べ物を口にして、食あたりを起こすことも、しばしばあります。

ただ、もう二人とも80歳を超えました。これまでは食あたりだけでなんとか済んできましたが、抵抗力が落ちた体で、あんな不衛生な生活を続けていては、深刻な感染症に罹患しても何の不思議もありません。一体、どうすればよいでしょうか。

ベテランケアマネジャーからのアドバイス

特に「腐った食べ物を口にして、食あたりを起こす」点に、危険な兆候を感じます。周囲のマンションの住人も異変を感じているのではないでしょうか。行政の介入によって根本的な解決を図るため、地域包括支援センターに連絡した方がよいかもしれません。

また、統合失調症の疑いもあるのなら、夫に要介護認定を検討し、家事の支援なども考えた方がよいでしょう。

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