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ケアマネは見た!ケアマネは見た!

ケアマネは見た!

キーパーソンからの虐待…

「公正中立」「尊厳の保持」―。残念ながら、そんなキレイごとが通用しない現場はいくらでもあります。本企画では、ケアマネジャーが見た困難事例を通し、在宅の現場を直視。ケアマネや介護従事者とともに、今日を乗り切るための知恵を探ります。
※「ケアマネが見た」は、実例に基づいた困難事例を紹介し、現場経験が豊かなケアマネが解決に向けたアドバイスを送る企画です。

相談者:30歳代男性ケアマネ

◆担当している人と家族
利用者:80歳代女性、加齢に伴う身体の衰えから要介護2。食事や排せつは、支援があればなんとか行える。
家族:利用者の長女、50歳代。キーパーソン。日中は仕事で家を空ける。週末や休日は母親の世話をすることが多い。
◆サービス利用状況
訪問介護を毎日、朝と夕方(食事の準備など)、福祉用具貸与(歩行を補助するための杖)

キーパーソンで、主介護者でもある人から利用者への虐待が始まり、困っています。

気が付いたのは、3カ月前の訪問の時でした。本人の腕にアザが見られたことから不審に思い、それとなく聞いたところ、「半年ほど前から娘が暴力をふるうようになった」と打ち明けてくれました。半年前といえば、ご利用者の体の衰えが一層進み、食事だけでなくトイレに行くときにも支援が必要になったころ。娘さんの介護の負担が一気に増した時期です。

「特に週末や夜もトイレの支援をしなければならないことが娘を苦しめているようだけど、トイレを我慢するわけにもいかないし…」と、ご利用者。最近は、トイレの介助をお願いするたびに暴言を吐かれたり、つねられたりするといいます。

早めの対応が必要と思いますが、どうすればいいか、途方に暮れています。アドバイスをお願いします。

ベテランケアマネジャーからのアドバイス

虐待の恐れがあるなら、まずは地域包括支援センターに情報共有しましょう。

その上で、排泄介助が娘さんの負担になっているのであれば、ご利用者の排泄の自立を目指す取り組みが必要ではないでしょうか。具体的にはトイレまでの動線の見直しや手すりの設置、ポータブルトイレの導入などの工夫が功を奏す可能性があります。ヘルパーをもっと活用することも検討すべきかもしれません。

また、体の衰えが進んでいるのであれば、認定の見直しも視野に入れましょう。要介護度が重くなれば、夜間訪問などのサービスも増やせるかもしれません。要介護度が変化しない場合でも、ご利用者の自立を高めるため、訪問リハビリを入れるなどの工夫をしてもよいのではないでしょうか。

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