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ケアマネは見た!ケアマネは見た!

ケアマネは見た!

昼夜を問わない電話…

「公正中立」「尊厳の保持」―。残念ながら、そんなキレイごとが通用しない現場はいくらでもあります。本企画では、ケアマネジャーが見た困難事例を通し、在宅の現場を直視。ケアマネや介護従事者とともに、今日を乗り切るための知恵を探ります。
※「ケアマネが見た」は、実例に基づいた困難事例を紹介し、現場経験が豊かなケアマネが解決に向けたアドバイスを送る企画です。

相談者:40歳代女性ケアマネ

◆担当している人と家族
利用者:70歳代女性。数年前、足を骨折したのち、要介護状態に。現在は要介護1。精神障害あり。食事や排せつ、入浴は夫の支援があれば可能。
利用者の夫:70歳代男性。同居中。主介護者。自立しているが精神障害あり。
利用者夫婦の長男:近所のマンションで暮らしている。仕事が忙しく、口癖は「おふくろの介護のことは、おやじに聞いて」
◆サービス利用状況
訪問介護(週1回)、福祉用具(杖)

ちょっとしたトラブルや悩みでも過剰に反応し、すぐに電話してくる利用者とその夫に悩まされています。それも、昼夜を問わずに。

先日は、夜11時過ぎに、利用者から「近所のネコの鳴き声がうるさくて眠れない。何とかしてほしい」と電話がありました。そういった悩みへの対応はケアマネの役割ではないと説明しましたが、なかなか理解してくれません。その日は、30分ほど話して何とか電話を切り、寝ることができました。ところが、その翌日の朝7時ごろ、主介護者の夫から電話があり、借りている杖の細かな点についての苦情と「提案」を延々と聞かされました。「福祉用具専門相談員に連絡しますので、そちらで詳細な話をしてほしい」と言っても、福祉用具の相談員は苦手らしく、電話することもありません。

子どもたちは親の実情を受け入れられないようで、状況をいくら説明しても「そこはケアマネさん、なんとかしてよ」と丸投げの状態です。

このままでは、私の方がまいってしまいます。解決策があればアドバイスをお願いします。

ベテランケアマネジャーからのアドバイス

常に利用者と寄り添おうとしている姿勢は大変、素晴らしいと思います。ただ、この対応を続けていたら、あなたが倒れてしまう。

まずは、勤務時間外には即応しないという原則をご利用者とご家族に伝えましょう。具体的には、携帯電話番号は利用者や家族に伝えず、事業所の電話番号とメールアドレスだけ伝えるとよいと思います。その上で、時間外の連絡はメールに限定するとよいでしょう。利用者が既に携帯電話の番号を知っているのであれば、番号変更などの対応も検討してください。上司がいる場合は、この点を説明してもらった方がいいかもしれません。

それでも利用者が落ちつかないようなら、メンタルケアが得意な訪問看護を活用するなどの方法も考えられます。

繰り返しになりますが、あなたが倒れてしまっては元も子もありません。仕事にメリハリをつけ、休める時間をちゃんと確保してください。

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