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“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題

“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題

眉唾?それとも…ケアプランデータ連携システムを斬る!

「介護のつらさを笑いに変える」でおなじみ、“ケアマネ芸人”ノン老いる小林です!
今回は、「ケアプランデータ連携システム」について言いたい放題。

皆さん、介護保険最新情報Vol.1109はお読みになりましたか?えっ!まだ読んでない?私、ノン老いる小林は5回も読みました。

提供票の処理時間が3分の1になる?

厚生労働省は、このデータ連携システムを利用することで3つの効果が期待されるとしていますが…、果たして本当でしょうか?彼らの言い分を一つずつ検証していきましょう。

その1:提供票の共有にかかる時間が従来の3分の1程度になる

厚労省が推奨するケアマネ1人あたりの利用者数は35人。35人の提供票の処理にかかる時間を約2時間(約120分)と仮定して、120分の3分の1は40分。2時間かかっていた処理が40分で終了となれば、すごく楽になりますよね!!そんな時間が取れたら、カフェでコーヒータイムですっ!(笑)

その2:削減された時間を反映した人件費、印刷費、通信費、交通費など、年間81万6000円のコスト削減

ケママネ業務は多岐にわたります。利用票、提供票、ケアプランの作成、サービス担当者会議への出席、電話や行政への対応…。最近は、マイナンバーカードの顔写真証明書の記入もやっています(これってケアマネ業務??)。本当に忙し過ぎです。当然、残業代もばかになりません。

そんな時代に年間81万円のコスト削減ができるなんてびっくりです!浮いたお金でコーヒー飲もうっと♪

その3:転記誤りがなくなり、心理的負担が軽減される

これは、おそらく本当でしょうね。毎月の請求処理の際、転記ミスをしないよう、気を使い過ぎてぐったりします。返戻になんかなったら一大事!事故報告書ものです!(私は書いたことがありま…)。この点は、ケアマネにとっては有り難いですね。

業務削減で人材確保?甘くはない!

厚労省はデータ連携システムの利用によるコスト削減で、3つの相乗効果を見込んでいるようです。こちらも併せて検証してみましょう!

その4:介護人材の新規確保

はっきり言って、無理っ!!業務の軽減で人材確保ができるほど甘くはない!

最近では、ケアマネの募集に難儀している事業所もあるようです。ハローワークで募集しても、「問い合わせすら1件もない…」と嘆く事業所もあるくらいですから。

ノン老いる小林は、介護人材の不足は給料の低さが原因だと思っています。ケアマネの給料アップに直結する加算の方がよっぽど効果があります!

その5:介護人材の定着率向上

ギター侍参上!(お若い方はご存じない?)

介護の離職~♪
業務多忙が理由って、言うじゃな~いっ♪

離職の理由は業務多忙じゃなくて
人間関係ですから~、残念!!

ジャ~ン♪
介護職場 人間関係 斬りっ!(ギター侍さん、ごめんなさい…)

その6:事業所環境の維持費、改善費の割当額の増加

う~ん…、これは正直、経営者のさじ加減ですかね。

経営者が浮いたお金を私物化せず、環境整備に回せばみんなウィンウィンですよ。介護の経営者は皆、奉仕の心にあふれているので、ここは問題ないですね。(…神様ごめんなさい。嘘をつきました。アーメン!)

安い?ぼろ儲け?利用料2.1万円

データ連携システムの利用料金は、1事業所あたり、税込みで年間2万1千円です。

介護保険最新情報Vol.1096では、「過度な負担にならないよう検討中」となっていました。現場では、「『過度な負担にならないよう』にって、いくらになるの?5万円くらい?」「「お上がやるんだから、そんなに高くはないだろう?」などなど、さまざまな憶測が飛び交いました。

えっ!!!年間で2万1千円!意外と安い?

いや、でも待てよ…。

全国には、約3万8千のケアマネ事業所があるわけですから、仮に全ての事業所が契約したら…
2万1千円×3万8千事業所=7億9800万円

なんと、およそ8億円です!!!

さらに、他の介護サービス事業所も契約するとなると…。

この手のシステムは、一度できてしまうと、その後は毎年のメンテナンスくらいで済むので、維持費はそれほどかかりません。そんなこと、私でも知っています。

ぼろ儲けですね。なんか、“闇”を感じませんか?

私達、事業者は、国のお金の流れにしっかりと目を光らせないといけませんよ。

今回は、真面目に締めます!!

ノン老いる小林
1964年静岡市生まれ。大学卒業後、高校の英語教師として働いていたが、40歳という人生の節目を間近に控えた38歳の時、介護保険制度の創設を好機と捉えて転職。その後、介護施設を中心に経営支援などを行う。2013年にケアマネジャー、19年に主任ケアマネジャー取得。現在、静岡市内で居宅介護支援事業所「ケアプランはるな」を運営する株式会社はるな代表取締役。静岡県介護福祉士会監事。共著書に「これならわかる スッキリ図解 介護事故・トラブル」(翔泳社)がある。現在、YouTubeの「WARAKAI(笑う介護)チャンネル」で動画配信中。

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