

“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題
※この記事は 2023年8月10日 に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。
ケアマネの“夏の風物詩”、あの書類がやって来た!
- 2023/08/10 09:00 配信
- “ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題
- ノン老いる小林
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「笑って、元気に、前向きに」でおなじみ、“ケアマネ芸人”ノン老いる小林です!
最近は「毎日暑いですね~」が、「こんにちは」代わりのあいさつになっていますが、皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか?
気がつけば、もう8月!8月は、ケアマネにとって厄介なやり取りが多くなる月ですよね。今回は、行政から送られてくる、厄介な「あれ」について言いたい放題しちゃいます!!
8月から有効期間が始まる書類
介護保険負担割合証、介護保険負担限度額認定証、後期高齢者医療保険証、後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減額認定証、社会福祉法人よる利用者負担軽減確認証。
いずれも、皆さんよくご存じの名前ですよね。これらの書類は、一斉に有効期間が始まります。その始まりの月が8月なのです。
ケアマネは何十人も利用者さんを抱えているので、利用者さんによって、7月末に期限を迎える書類の数が異なり、把握するだけでひと苦労…。毎年この時季になると、以下のような会話が繰り返されているのですっ!(怖)。“夏の風物詩”と言っても良いでしょう。
【介護保険負担割合証の場合】
ケアマネ「○○さん、介護保険負担割合証を見せてもらっても良いですか?」
利用者さん「これ?」
ケアマネ「これは介護保険負担限度額認定証ですね、それじゃないですよ。○割って書いてある書類なんです」
利用者さん「あ~、これね、はい」
ケアマネ「これは後期高齢者医療保険証ですね。それでもないんですよ」
利用者さん「あ~、これね」
ケアマネ「これは後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減額認定証です。これじゃないんですよ。緑色の紙なんですが、○割ってかいてあるんです」(静岡市は緑色なのであ~る!)
利用者さん「緑色?あ~これね、はい」
ケアマネ「そうそう、これです!でも、○○さん、これ3年前のものですね…」 (残念っ!)
書類を保持していればまだいい方
ケアマネ業務はどんどん複雑化して、やることが多くなっているのは、皆さんもご承知の通りです。
そこへもってきて、7~8月は書類の確認もやらなければいけないわけです。でも、利用者さんが書類を保持していればまだいい方で、中には、申請していないとか、失くしたとか、捨てちゃったとか…。「はぁ~そこからですか…」という状況も数多くあります。
ケアマネはその都度、役所に問い合わせたり足を運んだりして手続きをしているんです。
はいはい、ケアマネの仕事は連絡調整ですよね。「これも立派なケアマネの仕事だ」と、ノン老いるも理解していますよっ!
でも、ノン老いるは負けません!みんなの力を借りて業務をこなしています。
例えば、デイサービスの利用者さんについては、デイサービスから介護保険負担割合証の写しをファクスしてもらっています。これだけでもだいぶ助かるんです。これを「持ちつ持たれつ」と言うんですね。
1割負担のみ、昔は説明も楽だった…
介護保険が始まった当初は、み~んな1割負担で、介護保険負担割合証なんてありませんでした。だから、サービス導入時は説明も楽でした。
でも、2015年8月に2割負担が導入され、3年後の2018年8月には3割負担も始まりました。利用料の説明は年々、複雑になってきています。さらに、処遇改善加算など、増え続ける各種加算の説明もあります。
ケアマネの高齢化が進んでいる中、正直、「説明しているケアマネ本人も理解しているの?」って思っちゃいます。
また、ご家族の考え方も変化しています。昔は、「ケアマネさんにお任せで」と言ってくださるご家族が多かったんですが、最近は“質問攻め”をされる方が増えているような気が…。そう感じるのはノン老いるだけ!?
確かに、ご家族の疑問を解消するのは良いことですし、ケアマネにも説明責任がありますから、丁寧にお話していますが、制度が複雑過ぎて、ご家族が理解するまでに時間がかかることも多くなってきました。
例えば、こんなやり取りをすることがよくあります。
ケアマネ「A事業所は特定事業所加算がありますが、B事業所にはありません」
ご家族「特定事業所加算って何?」
ケアマネ「特定事業所加算とは…」
もう、時間がいくらあっても足りません!!(助けて~)
そんな8月なのですが、“ケアマネ芸人”ノン老いる小林は、皆さんがモニタリングで忙しい8月25日と27日、東京・浅草にある東洋館の舞台に立ちますっ!お時間のある方は、ぜひ遊びに来てくださ~い!

- ノン老いる小林
- 1964年静岡市生まれ。大学卒業後、高校の英語教師として働いていたが、40歳という人生の節目を間近に控えた38歳の時、介護保険制度の創設を好機と捉えて転職。その後、介護施設を中心に経営支援などを行う。2013年にケアマネジャー、19年に主任ケアマネジャー取得。現在、静岡市内で居宅介護支援事業所「ケアプランはるな」を運営する株式会社はるな代表取締役。介護技能実習評価試験評価者のほか、セーフティマネジメントなど介護研修の講師も務めている。東京演芸協会理事。出演情報は同協会のホームページ。
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