

“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題
※この記事は 2023年9月22日 に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。
“ケアマネ芸人”、東京・浅草の舞台に立つ!
- 2023/09/22 09:00 配信
- “ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題
- ノン老いる小林
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「笑って、元気に、前向きに」でおなじみ、“ケアマネ芸人”ノン老いる小林です!
皆様へご報告です。去る8月27日の日曜日、ついに夢の舞台に立ちました。場所は、東京・浅草の「浅草東洋館」。ビートたけしさんや萩本欽一さんを輩出した、お笑いの殿堂ともいえる演芸場です!
今回は特別編ということで、感動の1日の舞台裏について言いたい放題しちゃいます。
先輩から「ネタ変更」の助言
7月、東京演芸協会からメールが届いたので開いてみると、なんと「香盤表」でした。
香盤表とは、出演者の出演時間などをまとめたスケジュール表のこと。おっ、やった~!8月27日の12時40分にノン老いる小林の名前を見つけ、思わず叫びました!
「ノン老いるさん、当日のネタ帳見せてくれる?」
浅草東洋館のホームページに香盤表がアップされると、今度は先輩芸人から連絡がありました。すぐにメールを送ると、まさかのネタ変更のアドバイスが…。
私の持ちネタは、ケーシー高峰師匠の系統(医療漫談ならぬ介護漫談)なんですが、先輩からは「今回は『フリップ芸』の方がいい」とのアドバイスをもらいました。
フリップ芸とは、フリップボードを使って紙芝居のようにネタを披露するスタイル。その先輩に、ネタ見せでフリップ芸を披露したことがあったので、急きょそちらを推してきたようです。
ノン老いるも「わかりました」と返信し、急ピッチでフリップネタの作成準備に入りました。
これは当日の写真です。大きなフリップでないと、後ろの席のお客さんに見えないので、これでもかと大きなフリップを作成しました。

出番5分前!舞台袖では…
出番5分前となり、いよいよ、舞台袖で待機します。
舞台袖には、裏方として「音響さん」と「めくりの芸人さん」がいます。音響さんはその名の通り、出囃子やネタ中の音響を扱います。一方、めくりの芸人さんは、出演者の名前が書かれた紙の札をめくるのが仕事です。
お客さんの雰囲気は、前の芸人さんの出来に左右されます。ウケていると、場が温まっていますし、スベっていると、場が重たくなってやりにくいんです。今回は、前の芸人さんが温めてくれたので助かりました。
出番直前、先輩との会話を思い出しました。
ノン老いる「スベったらどうしようって、心配なんです…」
先輩芸人「ノン老いるさん、お客の前でスベるのはOK!お客を不快にするのはNGだから」
ノン老いる「お客さんを不快にさせないためにはどうしたら良いですか?」
先輩芸人「一生懸命やること!一生懸命やれば、不快にさせないよ」
とても深い話でした。
そうこうしているうちに、ノン老いるの出囃子が流れ始め、めくりの芸人さんからは「ご苦労様です!」の掛け声が。さあ、腹をくくって、いざ舞台です!!
「ここデイサービスだっけ?」
舞台の上からの景色は、老人ホームのレクリエーションとは全く異なります。とにかく広いっ!左右後ろのお客さん…遠い!!しゃべって、動いて、走り回って、汗びっしょりになりながら、フリップネタを一生懸命やりました。あっという間の10分でした。
舞台では、想定外の出来事が起こります。最前列にいた70代ぐらいのお客さんが、フリップネタに話しかけてきました。それで私は思わず言ったのです。「あれ?ここデイサービスだっけ?」って。そうしたら、どっと笑いが起こったんです!
あのお客さん、私が一生懸命やっていたので、思わず声を掛けてくれたのかなって思っています。そのおかげで緊張が解けて笑いに変えられました。
フリップ芸にして正解でした。先輩のアドバイスに耳を傾けて良かったです。
今回の舞台を通して、「一生懸命は不快にさせない!」が、“ケアマネ芸人“ノン老いる小林の座右の銘になりました。
ケアマネ1年生の時、先輩にいろいろ教わって助けられたことがたくさんありました。ケアマネの仕事に慣れてくると、周りのアドバイスに耳を傾けなくなる人もいますが、「人の振り見てわが振り直せ」。一生懸命やる姿勢と、経験者のアドバイスを聞くことは、いつでも大切ですね。
私も、的確なアドバイスができる先輩芸人に早くなれるよう、精進します!
たけし師匠が寝泊まりした部屋
今回、先輩が建物を案内してくれました。
「浅草演芸ホール」と呼ばれる1階では、毎日、落語や寄席を見ることができます。一方、漫才やコントが楽しめる「東洋館」は4階にあり、間の2、3階は楽屋になっています。
楽屋の1つの奥に細い階段があり、屋根裏部屋のような空間が広がっているのを発見しました。先輩によると、ここが若い頃、ビートたけしさんがエレベーターボーイとして住み込んでいた部屋だそうです。
そう言われた瞬間、なんだか鳥肌が立ちました。“感動の鳥肌”とでもいうのでしょうか。「浅草で芸人として東洋館の舞台に立った」という嬉しさが、緊張と共にこみ上げてきたのです。
ノン老いる小林、これからも「ワクワクが止まらない!」となるよう精進して参りますので、今後とも、応援よろしくお願いいたしますっ!

- ノン老いる小林
- 1964年静岡市生まれ。大学卒業後、高校の英語教師として働いていたが、40歳という人生の節目を間近に控えた38歳の時、介護保険制度の創設を好機と捉えて転職。その後、介護施設を中心に経営支援などを行う。2013年にケアマネジャー、19年に主任ケアマネジャー取得。現在、静岡市内で居宅介護支援事業所「ケアプランはるな」を運営する株式会社はるな代表取締役。介護技能実習評価試験評価者のほか、セーフティマネジメントなど介護研修の講師も務めている。東京演芸協会理事。出演情報は同協会のホームページ。
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