

“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題
還暦間近の“ケアマネ芸人“、ホリプロのお笑い学校へ
- 2024/06/14 09:00 配信
- “ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題
- ノン老いる小林
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「ケアマネに笑いを」でおなじみ、“ケアマネ芸人”ノン老いる小林です!
介護保険制度改正の混乱がまだまだ続いていますが、皆さん、振り回され過ぎてそろそろ疲れてきたんじゃないですか?私は怒り過ぎて、疲れを通り越してあきれ始めています(苦笑)。
そこで今回は、“箸休め”的な小話として、ノン老いるの近況をご紹介します。ぜひ、肩の力を抜いて読んでくださいませ!
実はノン老いる、今学生をやっております。制度改正が行われたこの4月、「HORIPRO COMedy Academy(ホリプロコメディーアカデミー)」という芸人養成校に入学したんです。しかも1期生で(笑)。
芸能プロダクションの「ホリプロコム」って聞いたことあります?皆さんになじみのある芸人ですと、バナナマンさんやスピードワゴンさんでしょうか。そこが新しく開いた学校です。有名なホリプロは、その親会社に当たります。
1期生の募集があったのは昨年11月のこと。ネットでエントリーを済ませ、2月に試験(エントリシートと面接)を受けて合格しました。
ホリプロ会長の祝辞でノン老いるが話題に!
4月2日の入学式の際は、「一体、どんな人たちと一緒に勉強するんだろう?」とワクワクしていました。赤い蝶ネクタイ姿で(笑)。
講師席には、モノマネ芸人のホリさんやコント赤信号のリーダーの渡辺正行さんが座っていました(ラサール石井さんと小宮孝泰さんはいませんでした)。なんと渡辺さん、アカデミーの校長先生なんです!
「校長挨拶」という司会者の紹介を受け、センターマイクの前に立った渡辺さんは、「入学おめでとうございます」と祝辞を述べると、「ここで私の持ちネタを披露します」と言って、ポケットから出したコカ・コーラの瓶を一気飲みし始めました。
飲み干した後、「秘けつを教えます。ひたすら我慢」と言ったのには感動しました。まさか、目の前で見られるなんて…(わかる世代の方には懐かしい)。てか、入学式の校長挨拶で持ちネタを披露するなんて、さすがお笑い学校(笑)。
渡辺さんに続いてセンターマイクの前に立ったのが、ホリプログループのトップ、堀義貴会長でした。生徒40人の顔写真付きファイルを手に、堀会長はこう挨拶しました。
「入学おめでとうございます。皆さんのファイルを拝見したんですが、最年長は小林さんの59歳。私が57歳ですから、私よりも年上の方が入学しています。これにはびっくりしました。小林さん、頑張ってくださいね」
なんと堀会長、私のことを話題にされたんですっ!!入学生のほとんどは20代(もちろん30代も少しいますが…)。そこに還暦間近のおやじが混じっていたのですから、そりゃあ、びっくりしますよっ!
よ~し、こうなったら、おやじの底力、見せつけてやるっ!(うっせ~わ風)
医者に介護士…お笑いも“多職種”の時代?
入学式後のオリエンテーションでは、全員の自己紹介が行われました。
中には、国家資格証を持ちながら挨拶する人もいました。彼が見せた資格証はなんと医師免許…。
えっ?現役の医師?おいおい、授業受けてないで医者やれよ~と、心の中でツッコミました(笑)。でも、今年還暦のノン老いるにとって、同期に医者がいるのは心強いです。舞台で死ぬ気はないですけどね(苦笑)。
別の男性はパイロットの免許を持っていましたし、大学院生や不動産会社の社員などもいました。もちろん介護士もいます。お笑いも“多職種”の時代です(笑)。
ノン老いるは、「介護でつらい思いをしている方を、笑いで明るくするために入学しました」と、“ケアマネ芸人”としての思いを伝えました。
以前通ったタイタンの養成校は、芸人として売れることを夢見ながら、夜はバイト、空いた時間にネタ作りに明け暮れる、みたいな生活をしている人が多かったんですけど、ここは、安定した生活を維持しながら芸人を目指している人が多いですかね。あっ、自分もそうかっ!(笑)
「諦めない心」はケアマネも芸人も同じ
授業は火曜と木曜の19時~20時半で、座学、演技、ボイスレッスン、メディアアプローチなど、幅広く学びます。もちろん、恐怖のネタ見せの時間もありますよ(ダメ出しをたくさんもらっています笑)。
先日、ホリさんの授業で感心したことがあるんです。
ホリさんと言えば、木村拓哉さんの「ちょ、待てよっ!」で大ブレイクしましたが、実はあのフレーズ、木村さん本人の言葉ではないというのは有名な話です。
あれは、「どうしたら面白くなるだろう?」と、さまざまな角度からホリさんが考え抜いた末に絞り出したもので、その証として、木村さんのネタ用のかつらは100以上もあるそうです。
ノン老いるが感心したのは、諦めずに続けたホリさんの気持ちです。努力しても売れないのが芸能界。とても厳しい世界なんですね。その中で諦めない姿勢を持ち続けるというのは、ケアマネの仕事にも通じるものがあると感じたんです。
ケアマネも、初回訪問時のインテークからアセスメント、ケアプラン作成までの流れの中で悩みますよね。利用者さんの生きる意欲を引き出し、暮らしを安定させ、適切なマネジメントを行う。慣れているとはいえ、パソコンの画面と何時間にらめっこしているのやら…。
でも、ここで妥協してしまったら、利用者さんに寄り添うケアプランが作れなくなります。だからこそ諦めないで、どうしたら本人らしい生活が送れるのか、さまざまな角度から考えに考え抜くんだと、ホリさんの講義を聞きながら改めて思いました。
えっ?ケアプランはコピペですって…。今の話は聞かなかったことにしておきます。

- ノン老いる小林
- 1964年静岡市生まれ。大学卒業後、高校の英語教師として働いていたが、40歳という人生の節目を間近に控えた38歳の時、介護保険制度の創設を好機と捉えて転職。その後、介護施設を中心に経営支援などを行う。2013年にケアマネジャー、19年に主任ケアマネジャー取得。現在、静岡市内で居宅介護支援事業所「ケアプランはるな」を運営する株式会社はるな代表取締役。介護技能実習評価試験評価者のほか、セーフティマネジメントなど介護研修の講師も務めている。東京演芸協会理事。出演情報は同協会のホームページ。
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