“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題

“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題

「2025年問題」の幕開け、介護業界は崩壊する?!

「ケアマネに笑いを」でおなじみ、“ケアマネ芸人”ノン老いる小林です!

遅ればせながら、あけましておめでとうございますっ!!!

皆さん、お正月はゆっくりできましたか?この年末年始、ノン老いるは電話対応に追われ、普段の月末月始とあまり変わりませんでした(笑)。

それにしても…、ついに2025年の幕が開けましたね!皆さんよくご存じの「2025年問題」の年ですよっ!!!

ということで、今回は「2025年問題」について言いたい放題しちゃいます。

地域包括ケアシステムは「絵に描いた餅」か

ここで改めて、この問題についてさらっとおさらいしておきます(皆さん、よくご存じのこととは思いますが)。

戦後の1947〜1949年の「第一次ベビーブーム」に生まれた、いわゆる「団塊の世代」が全員75歳以上になることで、医療・介護の需要が急増し、それが社会に深刻な影響を及ぼすことが懸念されています。これが、「2025年問題」でしたね。

今年還暦のノン老いるが、「少子高齢化」という言葉を初めて聞いたのは、今から30年前ですっ!

その後も出生率の低下は止まらず、2023年に生まれた赤ちゃんは、前年より4万3482人少ない72万7277人で、統計を取り始めた1899年以降最も少なくなりました。

国は、雇用環境の整備や子育て支援、働き方改革の推進などの施策を進めてきましたが、どれもやっただけで、結果が伴っていません。

未曾有の高齢化に対応するため、地域包括ケアシステムの構築も進めてきましたが…。この言葉をノン老いるが初めて聞いたのは、今から20年前ですよっ!(生まれた赤ちゃんが成人しちゃってるっ!)

20年経っても完成してない制度って…。国(エリート官僚?国会議員?)にとって都合の良い制度の法案は、国会ですぐ可決されるというのに…。こういうのを、「絵に描いた餅」って言うんじゃないですか?

子供は減少するわ、高齢者は増えるわ、地域包括ケアシステムは完成しないわ、そりゃあ、社会に深刻な影響が出てきますよ。

こうなることが30年前に予測できていたにもかかわらず、国はなんの解決策も示せずにいます。一体、どこに原因があるのでしょうか?

裏●作りをして、豪華な生活を送っている国●議員のせいでしょうか?神様~、教えてください~!!

恐れていたことが…介護の倒産が最多

最近、恐れていたことが現実になってきました。

2024年の介護事業者の倒産件数は172件で、調査を始めた2000年以降最多を記録しました。介護職員不足や物価高騰が主な要因だそうです。国からこれらの解決策は示されていないので、2025年はさらに増える可能性大です…。

「介護職員の給与を全産業平均並みに上げないと、人手不足が加速して大変なことになっちゃう」って、あれほど言ったのに…。国はもっと、介護業界で働く人たちを大切にしてください!

言っときますけど、国会議員だって、大企業の社員だって、エリート官僚だって、介護職員さんの支援がなければ、自分で介護をしなければならず、働くこともできなくなるんですからねっ!

そんな大事な役割を担う介護職員さんの給与が上がらない中、大企業の昨年の冬のボーナスは平均92万5545円ですって!これは5年ぶりの高水準で、1981年以降の集計方法では3番目に高い金額なんですって!

なに~、ふざけるなっ!「所得の再配分」「再配分」言ってるくせに、全く再配分されてねぇじゃねぇ~か!(はぁはぁ…あっ、すみません。取り乱しました)

このままだと、日本の介護が崩壊すると思うのは私だけですか?

“名もなきスペシャリスト”頼みでいいのか?

西暦2000年を迎えると、コンピューターが誤作動を起こし、世の中がパニックになると言われたことがありました。世にいう「2000年問題」です。

当時は、停電からミサイルの誤発射まで、さまざまな問題が起こる可能性が指摘されていました。ノン老いるは当時、コンピューターを使う仕事をしていたので、めちゃ焦りましたが、国やマスコミが言っていたようなことは一切起こりませんでした。

私思うんです。無事に済んだのは、各業界の“名もなきスペシャリスト”がこつこつ準備を進めていたからではないのか、と…。

同じように現在、介護に関わる多くの人たちが、人知れず頑張っていることを忘れてはいけません。

もしかしたら「2025年問題」も、その“名もなきスペシャリスト”のおかげでなんとかなるかもしれませんが、果たしてそれで良いのでしょうか?「もっと真剣に取り組んで、成果を出さなきゃならない人がいるだろっ!」とも思います。

2025年はまだ始まったばかりです。各業界で決定権を持っている方に言いたい!今なら間に合います!力を発揮してください! と…。

余談ですが、ノストラダムスの大予言(「1999年問題」?)に振り回された人の中に、お笑いコンビ三四郎の小宮浩信さんがいます。

彼は高校2年生の時、ノストラダムスの大予言を真に受け、「地球が滅ぶなら、もう勉強はしない」と考えて、結果的に進級できなかったそうです。情報も取捨選択が大事ですね(笑)。

最後になりますが、今年も浅草東洋館の“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林をどうぞよろしくお願い申し上げます。

ノン老いる小林
1964年静岡市生まれ。大学卒業後、高校の英語教師として働いていたが、40歳という人生の節目を間近に控えた38歳の時、介護保険制度の創設を好機と捉えて転職。その後、介護施設を中心に経営支援などを行う。2013年にケアマネジャー、19年に主任ケアマネジャー取得。現在、静岡市内で居宅介護支援事業所「ケアプランはるな」を運営する株式会社はるな代表取締役。介護技能実習評価試験評価者のほか、セーフティマネジメントなど介護研修の講師も務めている。東京演芸協会理事。出演情報は同協会のホームページ

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