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介護アンケート

連携困難は医師のせい?ケアマネのせい?-ケアマネジャーが医師との連携に思うこと(2)

今回は先に行った「特発性正常圧水頭症に関するアンケート」で、最後にお聞きした質問「認知症高齢者を地域で支援するために医療とケアマネジャーの連携のあり方について、自由にご記入ください」に寄せられたコメントの後半です。

回答は280人のケアマネジャーから寄せられました。
ケアマネジャーからの一方的な意見という意味ではフェアではありませんが、現場で多くのケアマネジャーがこれだけ困っている、戸惑っているという事実と、そうしたケアマネジャーの不安が、ひいては利用者さんの不利益にもつながりかねないことを肝に銘じて、スムーズな連携を図ることを目指したいものです。

Q:認知症高齢者を地域で支援するには専門医と主治医の連携が必要なように、医療とケアマネジャーの連携も大変重要だと思われます。連携のあり方などについて、感じることやご意見などがございましたら自由にご記入ください。
時と場合によりますが~[まあまあ連携できている]
医療・介護への提言

それぞれの職種が、自分の立場を主張するだけではなく、療養者さんやご家族のQOLを最優先に考え、同じ目標に向けた専門性の発揮が不可欠だと思います。(福井県 46歳 女性)

病院や医師によって、ケアマネへの対応方法が異なる。連携方法についてガイドラインが作成され、それに基づいて連携が行われるようになればと思う。(兵庫県 52歳 男性)

目標の共有ができるよう、情報交換のシステムについて介護保険の制度の中で体系化する必要があると考えます。(北海道 34歳 男性)

医療=病気に対する取り組み、ケアマネ=生活での取り組み、それぞれの立場を理解しお互い意見として発言できる関係作りが必要だと思います。本人、家族は医療に対しても不安を持ち、生活にも不安を持っています。それぞれがわかりやすく説明し、一緒に取り組む姿勢が大切だと思います。共に生活するという視点をもって地域をささえたいと思います。(大阪府 35歳 男性)

お互い多忙な中、歩み寄りは必要。製薬会社からみで認知症を理解する医者が多い。適切な支援のために研修会や懇親会をアマネ連絡会が開いている。時間はまだまだかかるがお互いの業務を理解していき連携をとっていくことが大切と思う。(埼玉県 49歳 女性)

利用者を中心とした「顔が見える連携」が基本だと考えます。連携する者同士が電話やメール、ファックスでやり取りしていると、誤解や不正確な情報伝達に陥りやすいから。(神奈川県 58歳 男性)

互いの努力が必要

普段からのコミュニケーションが大切。(愛知県 57歳 女性)

ケアマネからの働きかけが大事!

苦手意識を持たず、ケアマネから積極的にコンタクトを取れば、何とかなるものです。(茨城県 44歳 男性)

地域で医療機関と在宅との連携をしようというムードになってきています。私の場合は相手の立場や所属先により、連携方法を柔軟に変化させ、相手が気落ちよく動けるように対応しています。(大分県 47歳 女性)

医師は気難しいものという先入観を捨て、サービス担当者会議などの案内もチームの一員である医師にもするべきだと思います。案外、こちらが医師との距離をつくっているのかもしれませんし、こちらも医師にご利用者様のご自宅での状況などの情報提供をするべきだと思います。真摯な態度はきっと伝わるはずです。(神奈川県 40歳 女性)

[連携がかなりできている]
医師のケアマネへの認識が向上

最近の若いドクターは介護、福祉分野と連携することに違和感をお持ちではないように感じます。研修の中に、介護保険が組み込まれているようなので、年配のドクターより連携が取りやすいです。(神奈川県 51歳 女性)

専門医も市民フォーラムで講演をしたり、ケアマネの相談にも答えてくれたり、以前に比べると、連携の必要性を感じていただいているように思われる。(埼玉県 54歳 女性)

幸い私は医療機関でもいい先生に恵まれていて、相談や往診などで困ったことがありません。こちらからは相手の領域を侵さない、推測を入れずに事実を伝える。医療について解らないことがあれば小さなことでもたずねる。それがお互いの間でスムーズにできたらと思います。(神奈川県 46歳 女性)

条件づきでできている

開業している専門医は診察のたびに診察レポートを送ってくださったり、症状が変わると相談に乗ってくださったり、具体的に対応方法を教えてくださったり協力的で助かっています。大学病院などでついでに老年科に掛かっている場合は、ろくに検査もされず日常生活まで心配してくださる先生は少ないと思います。(東京都 45歳 女性)

現在は、病院に地域医療連携室が出来ているので、以前に比べ連携は出来ていると思いますが、病院によってはまだまだ連携がとり辛い所もあり、ばらつきがあると思います。(奈良県 58歳 女性)

在宅の様子やサービスの利用状況・内容を報告しています。私は病院併設の居宅であるため、主治医と連携もとりやすく医療が出来るサービス(病院送迎など)に協力していただいています。又、異常時も直に受診につながっています。しかし、大きな病院などではきめ細かな配慮は出来ず、町のかかりつけ医をもつ事が必要と感じます。(熊本県 49歳 女性)

おわりに

7割弱の方が「医師との連携は困難・できていない」と回答する中、2割強の方は「まあまあできている」と条件付でできていると回答。さらに1割の方は「スムーズに連携できている」とうらやましいような回答が。
「参考になった」「とはいっても……」など、さまざまなご意見があると思います。前回と併せて、読まれた皆様からのコメントもお待ちしています。

スムーズに連携できている方のコメントには、なるほど、医療も介護も最後は人材の質の問題かと思わせるものもあれば、心ある医師のなかにはケアマネの仕事に理解を示し、協力体制をとってくださる方も。年齢を問わず、硬直した医師頭…もとい石頭では物事は進みません。
敷居が高い…と苦手意識を持つ前に、1人の専門職として、(仕事の邪魔にならない程度に)熱意をもって、真摯に愚直に向き合うのがよさそうです。すべては利用者さんのために。

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