“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題

“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題

ぬか喜びだった更新制廃止…それでも変わらないもの

座右の銘は「幸生老道笑(こうせいろうどうしょう)」、幸せに生きる老いの道は笑いにあり。
どうも!“ケアマネ芸人”のノン老いる小林です。

全国のケアマネジャーの皆さま、今日もお仕事お疲れさまです。

ご存じの通り、「更新制廃止」というビッグニュースが飛び込んできました。今回は、このニュースについて言いたい放題しちゃいます。

更新制が廃止!?事務所内に歓喜のどよめき

「厚労省、ケアマネ資格の更新制を廃止へ」

…えっ?更新研修がなくなる?その一報が飛び込んできた瞬間、うちの事務所が一瞬、しーんと静まり返りました。まるで「デイの入浴機が壊れた」時のような、あの静寂です…。

そして、それは次の瞬間、「マジで!?」「最高じゃん!」と、歓喜のどよめきに変わりました!

でも不思議なことに、「更新制がなくなる」と聞いた途端、少し寂しさも感じたんです。「嫌だったけど、あの研修で出会った仲間がいたな」とか、「眠い目をこすって聞いた講師の言葉、意外と心に残っているな」とか。そう思うと、なんだか泣けてくる…、なわけないか(苦笑)。

校則が厳しかった高校時代。卒業して初めて気付く、「あの縛りがあったから、今の自分がある」みたいな。更新研修って、案外そんな存在だったのかもしれません。

そんなことをあれこれ考えながらも、ノン老いるは密かに思っていました。「おかしい、何か裏がある…。“ぬか喜び省”の十八番(おはこ)かもしれない…」と。
※ノン老いるは、厚労省さんのことを“ぬか喜び省”と呼んでおります(笑)

ケアマネの切実な思い 「現場を止めるな!」

その予感は的中しました。その後のニュースを見ると…、

「定期的な研修の受講は必要」
「事業者に受講者の配置義務」
「離職中は免除、復職時に受講再開」

出ましたよ、“ただし書きのオンパレード”!事務所内の歓喜のどよめきは、気が付けばため息に変わっていました…。

正直、経営者の立場から見ると、この“ただし書き”が一番重いんです。

「受講者の配置義務」と言われても、研修に行かせれば人が足りず、現場は回らない。かといって受講を後回しにすれば、運営指導で指摘されるかもしれない。人を出しても地獄、出さなくても地獄!これが現場の現実なんです。

厚労省さんが提案する、「柔軟に受講できる環境整備」とやらに期待したいところですが…。

研修は確かに大切ですよ。でも、事業者へのしわ寄せには知らんぷり、じゃねぇ~。(それがお前らのやり方かっ!)

研修中の人件費を補助したり、代替ケアマネを送り込んだりする仕組みもないまま、ただ「受講者の配置義務」と言われても、経営努力だけでは対応できません。制度が現場の足を引っ張っている構図です。

厚労省さんはよく「生産性向上」とおっしゃいますけど…、研修が一番非効率じゃね?

研修に時間を取られる → 新規対応できない → 利用者はケアマネを見つけられない → 件数増えず、収入減 → なのに、受講費用は自己負担 → 結局、残業・休日出勤が増える

ホント、全方向にマイナスですっ!

そこまで「生産性向上」とおっしゃるなら、まず法定研修をDX化してくださいよ。時間と人を奪うやり方から、現場を支える仕組みに転換してください。「現場を止めるな!」がケアマネの切実な思いです。

更新制がなくなっても…変わらぬ責任の重さ

「ケアマネジャーの資質の確保・向上」―。厚労省さんがおっしゃる研修の大義名分は、立派な言葉で飾られています。

でも、現場のケアマネの声はもっとシンプルなんですよ。

何より伝えたいのは、「毎日現場で頑張っている私たちを信じてください!」。この一言に、ケアマネの思いが詰まっています。

更新制がなくなっても、私たちの責任の重さが変わることはありません。私は思います。本当の専門性とは、現場を支える覚悟である、と。

明日も訪問があり、会議があり、書類の山が待っています。でも、その1日の終わりに、利用者さんがぽつりと漏らす「ありがとう」の言葉。それが、私たちの心に灯をともします。その言葉があるからこそ、今日も笑顔で頑張れる。それが、私たちケアマネの誇りです。

PS 演芸、講演、研修のご依頼をたくさん頂いています。本当にありがとうございます!とっても嬉しいです。ノン老いる小林でよければ、全国どこへでも伺いますので、どうぞお気軽にメールでお問い合わせください。お会いできる日を楽しみにしています。

お問い合わせ先はこちら

ノン老いる小林
1964年静岡市生まれ。大学卒業後、高校の英語教師として働いていたが、40歳という人生の節目を間近に控えた38歳の時、介護保険制度の創設を好機と捉えて転職。その後、介護施設を中心に経営支援などを行う。2013年にケアマネジャー、19年に主任ケアマネジャー取得。現在、静岡市内で居宅介護支援事業所「ケアプランはるな」を運営する株式会社はるな代表取締役。介護技能実習評価試験評価者のほか、セーフティマネジメントなど介護研修の講師も務めている。東京演芸協会理事。出演情報は同協会のホームページ

スキルアップにつながる!おすすめ記事

このカテゴリの他の記事

“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題の記事一覧へ

こちらもおすすめ

ケアマネジメント・オンライン おすすめ情報

介護関連商品・サービスのご案内

ログインしてください

無料会員登録はこちら

ログインできない方

広告掲載・マーケティング支援に
関するお問い合わせ

ケアマネジメント・オンライン(CMO)とは

全国の現職ケアマネジャーの約半数が登録する、日本最大級のケアマネジャー向け専門情報サイトです。

ケアマネジメント・オンラインの特長

「介護保険最新情報」や「アセスメントシート」「重要事項説明書」など、ケアマネジャーの業務に直結した情報やツール、マニュアルなどを無料で提供しています。また、ケアマネジャーに関連するニュース記事や特集記事も無料で配信中。登録者同士が交流できる「掲示板」機能も充実。さらに介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネ試験)の過去問題と解答、解説も掲載しています。

ご質問やお問い合わせはこちら

お問い合わせページ