

“ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題
ぬか喜びだった更新制廃止…それでも変わらないもの
- 2025/11/14 09:00 配信
- “ケアマネ芸人”、ノン老いる小林の介護・言いたい放題
- ノン老いる小林
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座右の銘は「幸生老道笑(こうせいろうどうしょう)」、幸せに生きる老いの道は笑いにあり。
どうも!“ケアマネ芸人”のノン老いる小林です。
全国のケアマネジャーの皆さま、今日もお仕事お疲れさまです。
ご存じの通り、「更新制廃止」というビッグニュースが飛び込んできました。今回は、このニュースについて言いたい放題しちゃいます。
更新制が廃止!?事務所内に歓喜のどよめき
「厚労省、ケアマネ資格の更新制を廃止へ」
…えっ?更新研修がなくなる?その一報が飛び込んできた瞬間、うちの事務所が一瞬、しーんと静まり返りました。まるで「デイの入浴機が壊れた」時のような、あの静寂です…。
そして、それは次の瞬間、「マジで!?」「最高じゃん!」と、歓喜のどよめきに変わりました!
でも不思議なことに、「更新制がなくなる」と聞いた途端、少し寂しさも感じたんです。「嫌だったけど、あの研修で出会った仲間がいたな」とか、「眠い目をこすって聞いた講師の言葉、意外と心に残っているな」とか。そう思うと、なんだか泣けてくる…、なわけないか(苦笑)。
校則が厳しかった高校時代。卒業して初めて気付く、「あの縛りがあったから、今の自分がある」みたいな。更新研修って、案外そんな存在だったのかもしれません。
そんなことをあれこれ考えながらも、ノン老いるは密かに思っていました。「おかしい、何か裏がある…。“ぬか喜び省”の十八番(おはこ)かもしれない…」と。
※ノン老いるは、厚労省さんのことを“ぬか喜び省”と呼んでおります(笑)
ケアマネの切実な思い 「現場を止めるな!」
その予感は的中しました。その後のニュースを見ると…、
「定期的な研修の受講は必要」
「事業者に受講者の配置義務」
「離職中は免除、復職時に受講再開」
出ましたよ、“ただし書きのオンパレード”!事務所内の歓喜のどよめきは、気が付けばため息に変わっていました…。
正直、経営者の立場から見ると、この“ただし書き”が一番重いんです。
「受講者の配置義務」と言われても、研修に行かせれば人が足りず、現場は回らない。かといって受講を後回しにすれば、運営指導で指摘されるかもしれない。人を出しても地獄、出さなくても地獄!これが現場の現実なんです。
厚労省さんが提案する、「柔軟に受講できる環境整備」とやらに期待したいところですが…。
研修は確かに大切ですよ。でも、事業者へのしわ寄せには知らんぷり、じゃねぇ~。(それがお前らのやり方かっ!)
研修中の人件費を補助したり、代替ケアマネを送り込んだりする仕組みもないまま、ただ「受講者の配置義務」と言われても、経営努力だけでは対応できません。制度が現場の足を引っ張っている構図です。
厚労省さんはよく「生産性向上」とおっしゃいますけど…、研修が一番非効率じゃね?
研修に時間を取られる → 新規対応できない → 利用者はケアマネを見つけられない → 件数増えず、収入減 → なのに、受講費用は自己負担 → 結局、残業・休日出勤が増える
ホント、全方向にマイナスですっ!
そこまで「生産性向上」とおっしゃるなら、まず法定研修をDX化してくださいよ。時間と人を奪うやり方から、現場を支える仕組みに転換してください。「現場を止めるな!」がケアマネの切実な思いです。
更新制がなくなっても…変わらぬ責任の重さ
「ケアマネジャーの資質の確保・向上」―。厚労省さんがおっしゃる研修の大義名分は、立派な言葉で飾られています。
でも、現場のケアマネの声はもっとシンプルなんですよ。
何より伝えたいのは、「毎日現場で頑張っている私たちを信じてください!」。この一言に、ケアマネの思いが詰まっています。
更新制がなくなっても、私たちの責任の重さが変わることはありません。私は思います。本当の専門性とは、現場を支える覚悟である、と。
明日も訪問があり、会議があり、書類の山が待っています。でも、その1日の終わりに、利用者さんがぽつりと漏らす「ありがとう」の言葉。それが、私たちの心に灯をともします。その言葉があるからこそ、今日も笑顔で頑張れる。それが、私たちケアマネの誇りです。
PS 演芸、講演、研修のご依頼をたくさん頂いています。本当にありがとうございます!とっても嬉しいです。ノン老いる小林でよければ、全国どこへでも伺いますので、どうぞお気軽にメールでお問い合わせください。お会いできる日を楽しみにしています。

- ノン老いる小林
- 1964年静岡市生まれ。大学卒業後、高校の英語教師として働いていたが、40歳という人生の節目を間近に控えた38歳の時、介護保険制度の創設を好機と捉えて転職。その後、介護施設を中心に経営支援などを行う。2013年にケアマネジャー、19年に主任ケアマネジャー取得。現在、静岡市内で居宅介護支援事業所「ケアプランはるな」を運営する株式会社はるな代表取締役。介護技能実習評価試験評価者のほか、セーフティマネジメントなど介護研修の講師も務めている。東京演芸協会理事。出演情報は同協会のホームページ。
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