製薬・医療機器の
マーケティング担当者必見

これまでの施策で取りこぼしてきた潜在患者に広くアプローチ!
地域包括ケアシステムに対応した医薬品・医療機器のマーケティングを支援します

お問合せをいただいた方には、
マーケティング活動にお役立ていただける各種調査レポートを提供いたします。

無料相談はこちら

医介マーケティング通信

「医介マーケティング通信」のバックナンバーをご覧いただけます。
※こちらに掲載されている情報は、メルマガ発行当時のものです。

無料購読を申し込む

「心拍の異常」で必ず受診勧奨するのはケアマネの8割!/続・ジャンケン考【医介マーケ09】

(2021/9/9配信)

CAREMANAGEMENT ON-LINE 
医介マーケティング通信 vol.9
医介マーケティング通信(vol.9)のみどころ
・ 「心拍の異常」で必ず受診勧奨するのはケアマネの8割!
・ 続・ジャンケン考「要介護高齢者&家族にケアマネが勝つ理由」
・ 要支援・要介護者のイメージ[勉強用スライド③]
大変お世話になっております。
株式会社インターネットインフィニティー webソリューション部の門脇です。
医療と介護の両軸でマーケティングを考えるメルマガ「医介マーケティング通信」の第9号をお届けいたします。

●「心拍の異常」で必ず受診勧奨するのはケアマネの8割!

弊社は「ケアマネジメント・オンライン」という介護従事者向けの会員制ウェブサイトを運営しております。その会員パネルを活かし、月1回ほどのペースで自主調査「CMNRメディカル」を実施・公開しています。

一昨日公開した調査は、心原性脳塞栓症心房細動に関する内容だったのですが、ビックリする結果が出ましたのでご紹介させてください。

これまで、さまざまな症状等について「ケアマネが要介護高齢者やその家族に受診勧奨をする割合」を調査してきました。当たり前ですが、症状等によって受診勧奨率は変わります。例えば「爪白癬」は受診勧奨率の高い疾患であり、その疑い者に対して全員に受診勧奨するケアマネは約5割もいました。

しかし…!このデータを上回る結果が今回得られました。それは「心拍の異常」です。心拍の異常のある人全員に対して受診勧奨しているケアマネは、なんと8割にのぼっていたのです。

心拍の異常をきたす疾患はたくさんありますが、やはり心房細動を懸念してのことでしょうか。ご存じの通り、心房細動は心原性脳塞栓症を引き起こし、寝たきりや死亡の大きなリスクとなりますから、要介護度を上げないためにケアプランを書いているケアマネは特に警戒しているのではないか……?
……そう思いたかったのですが……それは完全に的外れでした。

どうして的外れであったのか、気になる方はぜひ当プレスリリースをご覧ください。
「心拍に異常があれば必ず受診勧奨」ケアマネの8割
~心房細動や心原性脳塞栓症のリスクに対する理解は不十分~


もしくは、直接我々にコンタクトを取っていただけましたら、プレスリリースで公開しているものよりも詳しいデータをご紹介いたします。お気軽にお問い合わせください。

▼お問い合わせフォーム
アンケートに回答
●続・ジャンケン考「要介護高齢者&家族にケアマネが勝つ理由」

その理由はともあれ、「心拍の異常に関してほぼすべてのケアマネが要介護高齢者の全員に受診勧奨している」という結果はやはり特筆すべきことでしょう。

前回ご紹介した「多職種連携のジャンケン」の構造を考えても、ケアマネが要介護高齢者や家族に受診勧奨をすることは、医師を動かすきっかけになり得ます。


ただし、この図のチョキに入る職種は、必ずしもケアマネである必要はありません。要介護高齢者やその家族から信頼を得ている職種であれば誰でもいいはずです。それでも、我々はやはりケアマネがイチオシです。

いかに要介護高齢者や家族がケアマネを頼っているか、それを示す調査があります。仙台市が2010年に「大災害が起きたときに誰に安否確認してもらいたいか」と尋ねたところ、1位はもちろん「家族や親戚」(80.2%)でしたが、2位は「ケアマネ、地域包括支援センター、ヘルパー」(51.7%)だったのです。ちなみに「かかりつけ医や看護師」は19.1%にとどまりました。

(出典:頼られる存在だからこそ 日々のアセスメント力:ケアニュース,2021年5月27日)
この結果から、いかにケアマネが要介護高齢者の生活に入り込み、信頼を得ているかが分かると思います。ケアマネは要介護度を上げない(健康や身体機能を維持・改善する)という使命を帯びていながらも、家族や親戚に準ずるような身近さで影響を及ぼすことができる職種なのです。

2000年にスタートした介護保険制度により、図らずも(?)健康づくりを推進する「身近な専門家」を高齢者の周囲に配置することができました。これをうまく活用しない手はないと思います。


●要支援・要介護者のイメージ[勉強用スライド③]

今回もオマケで、介護業界について勉強するためのスライド資料を付けておきます(※ご自由に転載いただいてOKです)。


おかげさまで、介護領域を含めたマーケティングのお問い合わせが増えております。

実際に施策を検討される際に、社内で「要介護者向けマーケティングって…要は寝たきり老人が対象ってことでしょう」という反応をされたと伺っております。あまり介護領域をご存じない方(特に若い方)では、このような反応をされるのも無理もないかもしれません。

このスライドは、大まかに要介護度のイメージを掴むのに役立つと存じます。いわゆる「寝たきり」なのは要介護4~5です。在宅療養をしている高齢者の多くは要支援1から要介護2に含まれており、この層は医療保険を使って外来診療を受けることができる人々です。決して「要介護=寝たきり」ではありません。

我々は介護領域についての勉強会もお引き受けしております。ご希望がありましたらぜひ下記のフォームからお問い合わせください。

▼お問い合わせフォーム
アンケートに回答


ここまでお読みくださり、誠にありがとうございました!

バックナンバー一覧へ

「医介マーケティング通信」購読のご案内

あなたも医療介護連携についての最新情報を受け取りませんか?登録は1分、購読は無料です。

無料購読を申し込む

医薬品・医療機器のマーケティング無料相談はこちら無料相談