質問ではなく提案です。

介護保険による住宅改修、高齢者住宅改造助成、障害者住宅改造助成の工事住宅改修工事に携わっている施工会社です。

主に福祉用具貸与事業様で住宅改修工事も請負されているところから依頼を受けて施工をさせて頂いています。

福祉用具貸与事業者様も建築では素人であるため、こちら主導で下地の確認や補強方法等をアドバイスして後日見積を福祉用具貸与事業者様にお送りして自社利益を乗せてから利用者様に提出されています。

当然、福祉用具貸与事業者様も営利企業ですから利益は必要です。
ただ…相場からしてもかなり高い金額になっているケースが多々あります。利益率３０%は当たり前。４０%なんてところも。
規模が大きくなれば当然金額も凄いことになります。
制度創設当初は２億円程度だったものが、最近では３５億円前後と給付費は大きくなっているのも携わっていると納得します。

何より困ることは施工に入った時に利用者様から元請けである福祉用具貸与事業者様が居てない所で『この金額って適正なんですか？』と聞かれることです。言葉を濁す程度しか出来ませんけど。

やはり、この業界で改修をする上で利用者様に一番喜んで頂くことを目標にＡＤＬの向上、工事中の気遣い、綺麗な仕上げを心掛けていますが、無茶な利益率だけはちょっと考えものですね。

福祉用具貸与事業者様の中には、利用者様よりケアマネの顔色ばかり気にされる方がとても多い。日々仕事を頂いているからなんでしょうけどね。

ケアマネの皆様、レンタルと住宅改修を一つの窓口として依頼するのは手軽で楽だと思いますが、住宅改修工事は是非施工を専門とする会社へ依頼することを提案します。