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ケアマネは見た!ケアマネは見た!

「公正中立」「尊厳の保持」―。残念ながら、そんなキレイごとが通用しない現場はいくらでもあります。本企画では、ケアマネジャーが見た困難事例を通し、在宅の現場を直視。ケアマネや介護従事者とともに、今日を乗り切るための知恵を探ります。
※「ケアマネが見た」は、実例に基づいた困難事例を紹介し、現場経験が豊かなケアマネが解決に向けたアドバイスを送る企画です。

ケース1:サービスもエアコンも使わない「ケチ」な夫

2018/07/31 配信

相談者:40代女性ケアマネ

◆担当している人と家族
夫:80歳代、要支援1、腰痛持ち、妻の介護と家事は何とかこなしている。
妻:80歳代、要介護2、認知症あり、日常的に見守りや声かけが必要
◆サービス利用状況
「サービスは最低限で」という方針から、妻に対し、ヘルパーによる入浴介助を週に2回だけ実施。
※食料品などの買い物は夫が行う。家事や妻の日々の世話は夫の方が担っている。

キーパーソンは夫なのですが、この夫、サービス中でも、ほんのささいな事に目くじらを立て、怒り出すのです。例えば、入浴介助のために少し多めにお湯を使うと「そんなたくさんのお湯を使ったら、水道料金だけじゃなくガス料金まで余分にかかる!」と、ものすごい勢いでわめくのです。

そう。この夫、怒りっぽい上に恐ろしく「ケチ」なんです。最低限のサービスしか使わないのも、そのためです。年金収入は2人で月に30万円はあるのに。ちなみに、私が訪問できているのは利用者負担がないからでしょう。エアコンはありますけど、「節約のため」といって動かそうとはしません。先日、私が訪問した日は、最高気温が35度を超える猛暑日でしたが、それでもエアコンは使いませんでした。

蒸し風呂のような部屋で、お金のことで文句ばかり言われると、思考も止まってしまいます。少しでも改善するためのアドバイスをお願いします。

ベテランケアマネジャーからのアドバイス

猛暑日にエアコンを使わないのは、そこで暮らす人の命にかかわります。地域包括支援センターに連絡し、対応を相談すべきです。夫に主治医がいるなら、主治医からエアコンを使うよう説得してもらうのも有効かもしれません。
また家族がいるなら、この情報を共有する必要があります。サービスを使おうとしないことについては、粘り強く説得するしかないでしょう。
例えば、家事や介護に取り組む夫をねぎらいつつ、「お父さんが倒れて奥さんが施設に入ったら、もっとたくさんのお金がかかります。それを防ぐためにも在宅でサービスを使った方がいいんじゃないですか」といった説得を試みてはどうでしょうか。

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