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ケアマネは見た!ケアマネは見た!

「公正中立」「尊厳の保持」―。残念ながら、そんなキレイごとが通用しない現場はいくらでもあります。本企画では、ケアマネジャーが見た困難事例を通し、在宅の現場を直視。ケアマネや介護従事者とともに、今日を乗り切るための知恵を探ります。
※「ケアマネが見た」は、実例に基づいた困難事例を紹介し、現場経験が豊かなケアマネが解決に向けたアドバイスを送る企画です。

ケース15:家族が外国人でコミュニケーションが難しい…

2019/01/07 配信

相談者:60代女性ケアマネ

◆担当している人と家族
利用者:80歳代男性、脳血管障害の後遺症で半身まひ。発語も難しい状態。要介護4。認知症もあり、意思疎通はほとんどできない。
家族:外国籍の50歳代女性。男性の内縁の妻。5年前に来日。4年ほど前から男性の自宅に住み込み、家事などを担当し、男性の日常生活を支えている。病気もなく、日本で日常生活を送ることに不便はない。ただし、日本語は日常会話をこなすのがせいぜいで、介護保険制度のことなどは、ほとんど理解できない
◆サービス利用状況
福祉用具貸与(介護ベッド)

キーパーソンである外国籍の女性とのコミュニケーションの難しさが悩みです。

この女性、「セワになったから。オンジンだから」と言って、とても献身的に男性の世話をしてくれます。責任感も強いので、普段は頼りになる存在です。

ただ、日本語が今ひとつ不自由な点が、時に大きな障害となってしまいます。特にいくつも書類に目を通さなければならない介護保険制度のことは、なかなか理解してもらえません。そして自分が納得しない限り、どんなサービスも一切、導入しようとしないのです。だから訪問介護ですら付けることができません。

ケアマネについても、近所の世話焼きの女性程度にしか見ていませんから、あまり強く勧めると、出入りすらも拒絶するかもしれません。

一体、どうすればいいでしょうか。

ベテランケアマネジャーからのアドバイス

女性が介護や家事を担当し、問題がないようなら、基本的には現状維持でよいのではないでしょうか。

ただ、簡単な日本語はできるとのことですので、気になる点については、雑談を交えつつ、男性の様子を聞き出し、できる範囲で確認することが大切です。特に要介護4であれば、女性1人で入浴介助をするのは、困難なはず。「お風呂、入ってる?」程度の聞き方で状況を探り、清潔保持に問題があるようなら、訪問入浴などを上手に提案することも考えられます。

その際の「言葉の壁」については、同僚や地域包括支援センターに相談し、通訳ができる人に同席してもらうよう、頼んでみてはどうでしょうか。

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