<介護の未来>ロボット技術の介護利用における重点分野を策定――厚労省・経産省


2012/12/19 09:00 配信   | 行政ニュース

厚生労働省と経済産業省は、11月22日、ロボット技術による介護現場への貢献や新産業創出のため、「ロボット技術の介護利用における重点分野」を策定したと発表した。

日本再生戦略(7月31日閣議決定)のライフ成長戦略の重点施策として掲げられた「ロボット技術による介護現場への貢献や新産業創出/医療・介護等周辺サービスの拡大」。同戦略においては、大学や民間研究機関、企業などと介護現場の連携を促進し、介護現場の具体的なニーズに応えるロボット技術の研究開発や実用化のための環境整備を図ること、重点分野を特定した上で安全性や性能の評価手法を確立し、適切な実証の場を整備することが定められた。
今回、ロボット介護機器の開発・実用化にかかわる重点分野を発表したが、今後の科学技術や社会状況の変化に応じて重点分野の見直しを適宜行う予定だという。

【概要】
今後のロボット介護機器の開発・実用化に係る重点分野として以下の4分野5項目を策定。

■移乗介助
・ロボット技術を用いて介助者のパワーアシストを行う装着型の機器
・ロボット技術を用いて介助者による抱え上げ動作のパワーアシストを行う非装着型の機器

■移動支援
・高齢者等の外出をサポートし、荷物等を安全に運搬できるロボット技術を用いた歩行支援機器

■排泄支援
・排泄物の処理にロボット技術を用いた設置位置の調整可能なトイレ

■認知症の人の見守り
・介護施設において使用する、センサーや外部通信機能を備えたロボット技術を用いた機器のプラットフォーム

また、引き続き調査を行い、重点への位置づけを検討する分野として以下をあげている。

■日常生活支援
・排泄支援:おむつ交換、清拭、衣服の着脱、トイレまでの移動
・入浴支援:浴槽までの移動、浴槽への出入り、足部等の部分浴
・その他:口腔ケア、その他

■認知症高齢者支援
・見守り:夜間や要注意箇所(浴室等)での見守り、更に高機能かつ便利な離床センサー、
 一人暮らしの要介護者用の複合的機能を持つ見守りシステム、・服薬・摂食・水分摂取等の確認、
 睡眠を確認できるセンサー
・認知症ケア:不安感・焦燥感の軽減、様々な作業の動機付け
・家事支援:家事労働を行うための簡易な支援機器

■介護施設の業務支援
・洗濯物等の運搬
・掃除を含むその他の業務

■予防・健康維持
・歩行支援
・生活に必要な運動機能低下の予防

◎厚生労働省

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【ケアマネジメントオンライン編集部 土倉】

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