【ケアマネアンケート】医療連携がうまくいかない原因はどこにある?


2013/01/24 16:00 配信   | 業界ニュース

ケアマネジメント・オンラインでは、会員ケアマネジャーに毎週1回、投票形式で回答していただく「ワンクリックアンケート」を実施している。

今回は、2012年12月10日~12月16日に実施した「医療連携がうまくいっていないと言われるのはなぜだと思う?」についての投票結果をお届けする。

Q 医療連携がうまくいっていないと言われるのはなぜだと思う?



「医療側に連携する意志が乏しい」と回答したケアマネジャーは45%、次いで「どう連携していいかわからないケアマネが多い」と回答したケアマネジャーは43%と、ほぼ拮抗した。「ケアマネの医療的知識が不足している」と回答したのは13%だった。

「連携が進まないのは医療側が原因」と考えるケアマネジャーが半数近くいることは、ある意味、想定される数字だった。後発の介護保険が、医療保険の主事業者(?)たる医師・病院に対してやりにくさを感じるのは仕方のないこと。なぜなら、医療側には「立場としてはこちらが上」という視点が常にぬぐいがたく存在するからだ(もちろん在宅医療に積極的に取り組む一部の医師がいることは大いに感謝したい)。それは社会保障審議会等でも再三、「医療系ケアマネ」「福祉系ケアマネ」という分け方をされていることからも明らかだ。

しかし、利用者の「人生」に最後までかかわり、生活を支援する立場の介護保険側(ケアマネジャー)にとっては、「医療との連携とりにくい」では済まされない。にもかかわらず、どうしていいかが分からないために、「医療が原因」と考えるケアマネに迫るパーセンテージ(43%)で、戸惑っているケアマネジャーもいることが明らかとなっている。

一方、第3の選択肢(ケアマネの医療知識が不足)については、「ケアマネ自ら、医療知識の不足を認めるわけにはいかない」という堅持からか、13%という低い数字にとどまった。

以下、皆さんからのコメントを紹介する。

■医療側に連携する意志が乏しい
・看護師ですが持てる知恵を駆使してもなかなか一筋縄ではいきません。分かってる現場看護師、または現場医師がまだまだ少ない。(愛媛県 女性)
・医療職は福祉の理解があまりにも乏しく現状を分かっていない。設備やシステムから病院のようにできないことを理解してほしい。(新潟県 女性)
・医療だけで人が守れると大いなる勘違いをしている馬鹿な医者が多い。介護も医師が指示を出すとも勘違いをしている馬鹿もいる。(京都府 男性)
・お互いの利用者さんの思いが違う。(大阪府 男性)

■ケアマネの医療的知識が不足している
・初めての先生との連携は緊張しますが、徐々に打ち解けてきて相談がしやすくなります。そのためには医療知識が欠かせません。(長崎県 女性)
・私は看護師経験が長いので医療的な知識があるがあまりに医療的知識が乏しいケアマネが多すぎると感じる事が多い。(鹿児島県 女性)
・基本的な知識はケアマネに求められていると思う。(神奈川県 女性)

■どう連携していいかわからないケアマネが多い
・双方の日程調整等が困難な場合が多いのでは。医師と連携しても報酬には反映されないし。(大阪府 男性)
・私もそうだが、必要な情報の時だけ一方的に連絡を取る形になるのでそれ以外の連携をどうしていいか…。(山口県 女性)
・結局の所ケアマネも医療連携意志に乏しい奴が沢山いるんです。今時医療的知識が不足してるなんて言い訳にもならんわい…。(埼玉県 男性)
・基礎資格によって変わってしまうが、大体の場面において医療側の状況が把握できていないことが多いと思います。(千葉県 男性)
・医療側が一方的にサービスの指示をする。本人の希望との擦れがある。そういうのが大変に感じる。(静岡県 女性)
・ケアマネも医療側も連携する意思があってもどうしていいのかわからないのでは?(静岡県 女性)
・ケアマネが積極的に医療機関に足を運べていない。(埼玉県 男性)

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ケアマネジャーのための専門サイト
【ケアマネジメントオンライン編集部 樋口】

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