<認知症リスク低減>「身体活動基準」「身体活動指針」を発表――厚労省


2013/04/17 09:00 配信   | 行政ニュース

厚生労働省は、「健康づくりのための身体活動基準2013」「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」を3月に発表した。

厚労省では、平成18年に「健康日本21」の取り組みの一環として「健康づくりのための運動基準2006」「健康づくりのための運動指針6<エクササイズガイド2006>」を策定し、身体活動・運動に関する普及啓発に取り組んできたが、6年以上が経過し、身体活動に関する科学的知見が蓄積されていること、平成25年度から第二次の「健康日本21」が開始することから改定を行った。
今回の改定では、健康づくりを目的に、これまでの糖尿病・循環器疾患に加え、がんやロコモティブシンドローム、認知症のリスクの低減を明記したこと、65歳以上の高齢者にも基準を設けたことが主な変更点となっている。

【新基準・指針の概要】
■全体に着目することの重要性から「運動基準」を「身体活動基準」に変更
「健康づくりのための運動指針2006」の認知度を十分に高めることができなかったことから、改定では利用者の視点に立って旧基準を見直し、普及啓発を強化することを重視。さらに、運動だけではなく、生活活動も含めた「身体活動」全体への着目の重要性が国内外で高まっていることを踏まえ、新基準の名称を「運動基準」から「身体活動基準」に変更した。

■がんやロコモティブシンドローム、認知症のリスク減少を明確化
身体活動は、日常生活での労働、家事、通勤・通学などの「生活活動」と計画的・継続的に実施される「運動」の2つに分けられ、日常の身体活動量を増やすことで、メタボリックシンドロームを含めた循環器疾患・糖尿病・がんなど生活習慣病の発症やこれらが原因の死亡に至るリスクや、加齢に伴う生活機能低下(ロコモティブシンドローム・認知症)を防ぐことができるとした。
特に高齢者において、積極的に体を動かすことで生活機能低下のリスクを低減させ、自立した生活をより長く送ることができることにも言及している。

■「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」のポイント
・+10で健康寿命を伸ばす
今より10分多く毎日からだを動かすことで、糖尿病、心臓病、脳卒中、がん、ロコモティブシンドローム 、うつ、認知症などになるリスクを下げることができる。
・+10の目安
18歳~64歳は、1日合計60分体を動かすのが目標。一日8000歩が目安。
65歳以上で血圧・血糖・脂質の健診結果が基準内の場合、じっとしている時間を減らし、1日合計40分体を動かすことを目標にする。

◎厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/

◎「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xple-att/2r9852000002xpr1.pdf

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