<2種免許不所持>乗降介助に関する不正請求で、訪問介護事業所を指定取消――三重県


2013/04/04 09:00 配信   | 行政ニュース

三重県は、3月22日、介護報酬の不正請求で熊野市の非営利活動法人(NPO法人)陽光会が運営する訪問介護事業所の指定を取り消すと発表した。

同事業所が、通院などの乗降介助(介助を伴う要介護者の自宅と医療機関の間の移送サービス)を行うために必要な条件を満たしていないにもかかわらず、介護報酬を不正に請求・受給したためで、処分は4月1日付け。
不正請求額は2,448,558円で、保険者が課徴金も含めて3,427,981円を返還請求する予定だという。

【事業者の概要】
■運営者:特定非営利活動法人陽光会(理事長 和田 一)

■運営者の所在地:熊野市有馬町645番地

■事業所名:特定非営利活動法人陽光会指定訪問介護事業所

■所在地:熊野市有馬町645番地

■指定年月日:平成15年11月1日

【処分の理由・経緯】
■介護報酬の不正請求
非営利活動法人(NPO法人)が、介護保険の対象となる通院などの乗降介助を行うには運輸局に登録し、運転者は第二種免許を持つか、第一種免許保持者は国土交通大臣が認定する講習を受けないとならない。
しかし、同事業所では、理事長が無免許運転で乗降介助を行ったほか、従業者9人に必要な講習を受講させずに乗降介助に従事させ、少なくとも平成23年1月から平成24年3月までの15か月間、利用者30人に対して2,248回分の介護報酬を不正に請求した。

■これまでの経緯
・平成23年11月、熊野市から県に、通院など乗降介助で運転者の要件を満たさない者が運転している疑いがあるとの情報提供が寄せられた。 
・平成24年2月から県で監査をしたところ、従業者に必要な講習を受講させずに乗降介助に従事させていたことが判明。さらに、平成24年12月に、乗降介助で運転を行っている理事長が6月に私用中に起こした交通事故で逮捕され、無免許であったことが判明した。

■今後の対応
処分を受ける事業所の現在の利用者は、訪問介護サービス全体で27人、そのうち7人が通院など乗降介助サービスを利用している。県では、サービス提供に支障が生じないよう、紀南介護保険広域連合などと連携しながら調整する。

◎三重県
http://www.pref.mie.lg.jp/

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【ケアマネジメントオンライン編集部 土倉】

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