<不正受給1800万円!>介護報酬不正受給で訪問介護事業所を指定取消!――大阪市


2013/03/29 09:00 配信   | 行政ニュース

大阪市は、3月25日、実施していないサービスを提供したかのように装い、介護報酬を不正に請求・受領したなどとして、有限会社トマトハウスコーポレーションが運営する訪問介護事業所の指定を取り消すと発表した。

処分は3月31日付け。同市では、平成22年5月から平成24年7月までの期間、同事業所が不正に請求し、受領した介護給付費のうち、時効期日が到来していない平成23年1月以降分の17,933,147円に、加算金7,173,258円を加えた25,106,405円の支払いを要求する。

【事業者の概要】
■運営者:有限会社トマトハウスコーポレーション(取締役 大澤正一)

■運営者の所在地:大阪市平野区平野市町二丁目8番8号

■事業所名:介護のトマトハウス(訪問介護、介護予防訪問介護)

■事業所の所在地:大阪市平野区加美北六丁目15番24号

■指定年月日:平成22年5月1日


【処分の理由】
■人員基準違反
・平成23年4月から平成24年7月までの間、常勤のサービス提供責任者の配置を行っていなかった。

■運営基準違反
・同市が実施する監査で不正請求の事実が発覚するのを恐れ、すべてのサービス実施記録を廃棄。事業者と雇用関係にない者やすでに退職した訪問介護員などの氏名を使い、虚偽のサービス実施記録を作成した。
・法定代理受領サービスとして提供される指定訪問介護について、利用者から居宅介護サービス費用基準額の1割の利用料などの支払いを受けていなかった。

■介護給付費の不正請求
・生活援助のサービス提供しか行っていないにもかかわらず、あたかも身体介護のサービス提供も合わせて行ったかのように装い、介護給付費を不正に請求し、受領した。
・実際にはサービス提供を行っていないにもかかわらず、提供を行ったかのように装い、介護給付費を不正に請求し、受領した。
・利用者から利用料などの支払いを受けず、その補填として実際にはサービス提供を行っていない介護給付費を不正に請求し、受領した。
・介護予防訪問介護サービスのサービス実施記録を作成せず、介護予防サービス計画に位置づけられていないサービスを提供していたにもかかわらず、あたかも計画どおりのサービス提供を行ったかのように装い、介護給付費を不正に請求し、受領した。
・すべてのサービス実施記録を虚偽作成し、介護給付費を不正に請求し、受領した。

■虚偽の報告
・同市の監査実施時に提出を求めた「従業者の勤務の体制及び勤務形態一覧表(平成24年4月分)」について、事業者と雇用関係にない者や退職した訪問介護員などの氏名や勤務実績時間を記載した虚偽の書類を作成し、虚偽の報告を行った。
・サービス実施記録についても実際とは異なる内容を記載したサービス実施記録を虚偽作成し、虚偽の報告を行った。
・事業者と雇用関係にない者の訪問介護員資格証などの写しを提示し、虚偽の報告を行った。

■虚偽の答弁
・同市の監査実施時に虚偽作成した「従業者の勤務の体制及び勤務形態一覧表(平成24年4月分)」をもとに虚偽の答弁を行った。

◎大阪市
http://www.city.osaka.lg.jp/

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【ケアマネジメントオンライン編集部 土倉】

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