介護職に人工肛門やインスリン補助等の医行為も―老施協


2016/11/16 14:00 配信   | 業界ニュース

全国老人福祉施設協議会は、会員の特養に対して「今後の特別養護老人ホームに関する制度改正等に係るアンケート」と題し、医行為等に関する調査を実施した。(2016年10月25日から11月7日にかけて会員の特別養護老人ホームのうち無作為抽出899件)

利用者の重度化に伴い、医療ニーズへの対応が求められている実態があるなか、特別養護老人ホームにおける介護職員が行う医行為の範囲の拡大について、たずねたところ「はい(拡大すべき)」「一定の要件のもとに拡大していくべき」の合計の平均は、9割となり、実態に応じた「医行為」の範囲の拡大が急務であることがわかった。

結果をふまえ、以下の内容を「第7回 社会保障審議会 福祉部会 福祉人材確保専門委員会」に意見として提出した。

「医行為」の内容としては、利用者の重度化という背景を踏まえつつ、
1.家庭においては家族等も行っていること
2.“生活“を支えるために必要な行為であること
3.当該医行為について、法益侵害を阻却する正当性があるかどうかの観点から
・ 浣腸、摘便
・ インシュリン注射の補助
・ 人工肛門(ストーマ)
・ 創傷処置(程度による)
・ 在宅酸素療法
・ 褥瘡処置(程度による)
については、一定の研修等を修了した介護職員等について、実施を認めてはどうか等。

また、今後、関連審議会において、医行為が可能な介護職員等に対する加算の充実や、医行為が可能な介護福祉士については准看護師相当とするなど、更なる高みを目指すことについての対応も求めた。

◎公益社団法人全国老人福祉施設協議会
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000142799.pdf


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