介護・医療など、3人に1人がハラスメント経験―医労連


2018/05/16 10:50 配信   | 業界ニュース

医療や介護、福祉の現場で働く人の3人に1人が、職場で何らかの嫌がらせを受け、そのうち半数近くはそれをきっかけに退職を考えた経験があることが、日本医療労働組合連合会(医労連)が行ったハラスメントに関する実態調査で分かった。

調査は昨年3-9月に実施し、7225人から有効回答を得た。回答者の76.8%は病院勤務で、次いで介護施設を含む「福祉施設」(10.7%)などと続いた。職種別では、看護職員が全体の4割超に上り、介護職員は11.3%(816人)だった。また回答者の7割超は女性で、年齢別では、20-30歳が半数を占めた。

過去3年間でセクハラやパワハラなど、何らかのハラスメントを受けたことがあるか尋ねたところ、31.5%の人が「ある」と回答。パワハラ被害に遭った人は26.6%で、加害者は「上司」(48.6%)がトップだった(複数回答)。一方、セクハラを受けた人は全体の12.0%で、加害者は「患者・家族」(49.7%)が最も多かった(複数回答)。

パワハラの中身を複数回答で聞いた結果、「適切でない表現で指示・指導をうけた(人格否定発言・差別的発言など)」(32.2%)が最も多く、以下は「陰で悪口を言われた」(29.1%)、「適切でないタイミング・場所で指示・指導をうけた(患者やその家族の前、大勢の前など)」(24.6%)などの順だった。

特にひどかったハラスメントの事例を自由記載で募ったところ、700件の回答があった。回答者からは、「患者の前で叱責」「患者から胸、お尻を触られた」「“猿”以下だと言われた(医師に)」「妊娠したことを報告したあと、同期が全く口をきいてくれず、態度まで冷たくなった」「結婚していない・子どもがいないことで休みがとれない(シングルハラスメント)」「看護師から『男として終わってるんじゃない?』と遠くで言われた」など、さまざまな実体験が寄せられた。


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【ケアマネジメントオンライン編集部 敦賀陽平】

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