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LIFEが何故在宅で浸透しないのか(レス数:7件)

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LIFEの居宅介護支援への導入は見送られましたが、サービス事業所、特に在宅サービスにとってもそもそもLIFEは必要なものでしょうか。
科学的介護情報システム「LIFE」とは、利用者の情報や介護サービス提供に関する内容のデータを厚生労働省へ提出することと、データ解析によるフィードバックの活用によって、科学的に裏付けられた介護の実現を目指しサービスの質の向上を図る取り組みをするためのシステムとあります。さらには、従来の介護は人の経験や知識、感覚に頼る部分が多々あり、慢性的な人手不足を解消するためには、経験に頼る方法では十分なサービスを提供できなくなる可能性が高いとあります。果たしてそうでしょうか。このシステムの問題点は、利用者の情報と介護サービス提供に関する内容のデータが状態の把握等を項目としている点であり、人の経験や知識、感覚に頼る部分があることを否定しているということです。

介護の専門性とは何でしょうか。例えば尿失禁のある認知症の介護は大変です。リハビリパンツは嫌で布パンツをしたがったり、尿失禁で布団が濡れたりすることの後始末でかなりの労力を要します。そのため、防水シーツを敷いたり、失禁でも対応出来る布パンツを購入したり、家族にズボンを多めに買ってもらうということもあるでしょう。また、どうやって尿意の訴えを介護職が確認できるかとか失禁する前にトイレ誘導が出来ないかとかあるでしょう。
これらは経験値によって裏付けされ、築かれた介護の専門性であり、こうしたデータがデータベース化され、介護職がそのデータをいつでも検索出来て、現場で使えるものが必要です。データとしては、専門職団体が過去に研究/対応した論文や事例、つまりは経験値をもとにした内容を項目別に検索/管理するシステムがあれば現場でも有効に利用できると思います。
今、厚労省に集まっているデータがどういうものかわかりませんが、単なる介護度の改善や重度化を防止することを目的とした数値化されたデータでは現場では使えないものになるのではと危惧があり、厚労省と現場での乖離があることがなかなか浸透していない理由と思われます。

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