居宅のケアマネ。この人のご主人が大工さんで、自分の受けた住宅改修工事を、ほとんどご主人に振っているのです。最近は、担当の利用者のおうちでリフォームの注文をとっているようです。包括に相談に行ったのですが取り合ってもらえず、市町村も「利用者が希望していたのであれば問題なし」、職場の上司に相談しても、本人は「天に誓ってやましいことはしていない」の一点張り。逆に、まるでそんな了見の狭い事を指摘する私がおかしいといった扱いでした。どこに行っても「狭い地域だからそう言う事はしょうがない」とローカルルールの登場です。でも、「利用者の意向」という割りに担当者会議の記録も無く、支援経過にもご主人の名前や工務店名は一切書かれていません。
　だいたい、ご近所のケアマネが、自分の家族を親身に世話をしてくれて、住宅改修やリフォームを勧められたら、そこの工務店(ご主人)以外に頼めるでしょうか？ましてやこの狭い地域で、少々高かろうが文句を言える人がどれだけいるでしょうか？ヘルパーは、訪問家庭の情報を家族にしゃべっただけでも職務違反で、自分の家族が訪問家庭で営業なんて、とんでも無いことですよね？
　居宅のケアマネの職業倫理より、ローカルルールが大事な事は、大人としては理解しているつもりですが、無償で住宅改修の書類を書いている私、注意したばっかりに、やっかみととられた私は、同じ事業所で仕事をするのがとても苦痛です。彼女が訪問した家の何件かで、また、彼女の夫に出くわすのかと思うと、なんともやりきれないのが正直な気持ちです。